思わぬ所でも効果があったようです。


「さっ! 今日も一日がんばろ! まずは日記でも書こっかな!」


 朝だか夜だか、まだ分からない時間の中。そう意気込んだストレス☆毛根撃滅丸は、カクヨムにログインする。

 足がつりそう、肌がガサガサ、腰が痛い。そうすればそんな気掛かり達も、一旦は頭の隅に追いやれる。


 作業のお供に淹れるコーヒーの種類を間違え悲しくなったり、懲りもせずプルーンを一気食いし腹を下す。そんな幸せとは言えない日々の中、カクヨムで活動するという事は、確かにハゲの楽しみになっていた。


「はあ。でもさっき、まだ弟が入ってへんとは思ってなくて、風呂の栓抜いてもうたな……」


 ハゲの家では洗濯の際、風呂の残り湯は使わない。故に、最後に入浴した者が浴槽の栓を抜くようにと決まりが定められているのだが、早計だったとハゲは後悔した。


 いやでも、そんな時間まで遊んでるからやろ? でも絶対寒かったやろうし、後で謝ろかな。


 そう葛藤しながらパソコン上に広がる、カクヨムのホーム画面を一瞥した。いつもはそのまま、画面の右上にある小説管理のボタンを押し作業を始めるのだが、ふと何となく、別の方向へ目を泳がせてみる。


 週間ランキング。こんなものがあるのか。

 自分とは無縁だと思っていたハゲは、どんな作品が並んでいるのだろうと興味を持った。無数にある作品の中から、そのトップに並ぶ作品達である。きっと相当に面白く、自身の執筆の際の勉強にもなるだろう。


 いや然し、今はそうしっかり読める時間が無い。今日は取り敢えず気軽な、エッセイ・ノンフィクションジャンルを覗いてみようか。

 そう文字通り気軽な気持ちで、エッセイ・ノンフィクションジャンルの週間ランキングを開いてみる。


 ずらりと画面に表示される、知らないユーザー達の、知らない作品。ああ、まだこんなにも自分の知らない名作達があるのか。今は中々読む時間が取れない頃だが、落ち着いたらもっと、色んな作品に触れてみよう――。そう思いながらぼんやりと画面をスクロールしていると、嫌に早いタイミングで、それ・・と出会った。


 砂漠に立つホッキョクグマ。

 地球に立つ火星人。

 あるいは晴れ着で自分の葬儀にやって来た、幽霊とでも言うべきか。


 そんなありもしない存在が、確かにそこにいたのである。


 エッセイ・ノンフィクションの週間ランキング七位、「木元のカクヨムさんでの生態記録/ストレス☆毛根撃滅丸」と――。





 ――マージで言ってます!? いやびっくりなんですけれど!?

 思わず小説調に始めちゃいましたよ少なくとも今書いてる現時点ではマジですよ! ハァーいやー……。ありがとうございます。こんな所にも効果が出てたんですね。捨て身馬鹿作戦。

 確かにこっちの方も『鬼討おにうち』程ではありませんが、PV数上がってたんですよ。フォロー数からレビュー数まで。ありがとうございます。絶対にこんなの読むより他にすべき事沢山あると思いますけれど、でもそれでも。

 つまり、強力な宣伝方法を手に入れていたという事ですね! ペンネームと、日記というこの二つを! ヒャッハー!


 すみません今日小説風に始めちゃいましたから思いの外時間食って、いきなりですがお勧め作品。

 レビューを書いた作品は前回で尽きてしまいまして、星を投げた作品をご紹介させて頂きます。



 @iarsoさんの、『唯の噂話』。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883733169


 連載中の十六話構成、ジャンルは歴史・時代・伝奇、文字数は7961字の、タイトル通り不思議な話が詰まっています、短編集……ですかね。タグが付いていない作品なので、勝手に短編扱いしていいのか分からないんですけれども。

 怪談とか都市伝説が好きな方は、是非! 一話が短くて読みやすく、でも読み応えがあって面白いですよ! 通勤通学の合間にぴったり!



 それでこれは、私の『鬼討』。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884394457


 えー現代妖バトルファンタジーです! 背の高いヒロイン、後発追い上げ型主人公が好きな君はチェケラ!



 最後まで読んで頂き、ありがとうございました!



 では今回は、この辺で!



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます