米子さんはひょっとしてご存知かもしれませんが、蒼穹の昴という小説で宦官が主人公の一人なんですけど、まさに同じようなことが書いてありました。親に事実上売られて、つらい手術を受けて。幸い主人公は、ちょっと主君が大好きすぎるかな~くらいで聡明で切れ者な性格なのですが、権力を求めるあまり、もう一人の主人公である科挙に受かった官僚との間がどんどん悪化していくのですよね……(まるでこの二人の関係は恋愛小説を読んでいるようでした)
それを思い出しました!
作者からの返信
いえいえ! 蒼穹の昴は長年ちょっと気になってるけど未読なんです。主人公が宦官ということだけは知っている程度で。
宦官のうち、酒でも博打でも財産でも、また他の心身に害を与えるものでもない、欠けたものを埋めてくれる「もの」に出会えた人は幸福だったでしょうね。そして、その誰か何かにのめりこんでいったことでしょう。「それ」が皇帝だったら。なおかつ皇帝も自分のことを大切にしてくれたら。もう他に何もいらないでしょうね。そして一方で皇帝と今の地位を守るためなら、どんなことをしても不思議ではない気がします。
蒼穹の昴、めちゃくちゃ面白そうですね!!! 男たちの濃密な感情を楽しめそう。私の大好物が詰まっていそうな予感がします( *´艸`)
民族衣装の話から急に壮絶な話に飛びましたが、知恵袋古参ファンとしてはこっちのほうがわくわくしたりなどして……!
子供の頃に親に売られて性器を切除されるって壮絶ですね……
しかし、生えてくる……! そんなこともあったんですか!! 人体って不思議ですね。そりゃ生えてきたらもてもてでしょうな……宮女たちも後宮から出られないんだから……。
作者からの返信
えへへへへへへへ、古参ファンだなんて、嬉しいお言葉をありがとうとざいます(n*´ω`*n) 久しぶりに闇米に戻りました!!!←闇米が常態……? ま、どうでもいいですね!!!
宦官って中国史では悪として語られているけれど、調べてみたら同情できる点も多々あるんですよね。悪事を成したのもごく少数のトップの者たちでしょうし。圧倒的多数の宦官は幼少期にトラウマ級の経験をし、それでもなお社会からは白い目で見られながら酷使されたのか、と考えると(´;ω;`)ウッ…
「生えてきた」者の他、賄賂を渡して性器の一部を残したまま後宮に入った者もいたそうなので、そういう者はやっぱり大人気だったでしょうね(^.^) 中には、女性の権力者が通常の体の男を宦官と偽って宮中に入れることもあったといいます。こういう頃の宮廷は、政治闘争で大忙しだったでしょうね(笑)
いつも思いますが、何なんですかね宮中…地獄…
いやあの時代で地獄じゃないところないですが…
作者からの返信
宮中も地獄なら宮殿の外も地獄!!! ほんと一部のトップオブトプ以外には過酷すぎる世界ですよね(;''∀'') なんなら歴史上太平の世と言われている時代でも、こういう風に影で苦しんだ者たちがいた。参考文献を読んでいると、歴史の影で苦しんだ者たちの存在を軽視してはいけないと身が引き締まる思いでした。