応援コメント

戦闘の代償 その④感覚の抑制・聴覚と視覚」への応援コメント

  • 私この音が聞こえなくなったりスローモーションに見えたりするの経験したことがありますよ。そう……交通事故にあったのです……!! 日常に潜む生命の危機! まあ私の場合は命に別条はなく軽い怪我で済んだのですが、あったなぁそんなこと、と思いながら読みました。
    こうして拝読していると日本のアニメの戦闘シーンってよくできてるなと思うのですが、そう言えばいつだったかTwitterで「昔のアニメや特撮は太平洋戦争経験者が作っていたのでリアル」というのを見かけたような……。

    作者からの返信

    あの時はほんとうに、しゃしゃさんに大事がないようでほっとしました。交通事故って、自分はルールを守っていてもいつどこで遭うか分からないから怖いですよね。次回で述べる予定なのですが、しゃしゃさんの体験はそのものずばりで、聴覚の抑制とスローモーションは組み合わさって起ることで非常に強力な効果が上がるそうです。

    これはいつか纏める予定なのですが、トラウマになりうる原因はそれが人為的なものか否かと、その時に問題を解決するためのアクションを取れたか(例えば閉じ込められて、脱出するために動けたか)によって、トラウマのなりやすさが違うそうです。原因が人為的で、なおかつアクションを取れなかった場合、人はより深い心の傷を負うのだとか。それを踏まえると、交通事故って日常生活における危機のうち、最も心的外傷を負いやすい体験かもしれませんね。

    私もグロスマン氏の著作を読んで、フィクションにおける戦闘中や命の危機の際の反応は本当のことだったんだな、と関心してしまいました。恐らくは戦地から生きて帰ってきた人が制作に携わった作品から、テンプレになっていったんでしょうね~。