いつの時代の按察官なんでしょうね……。
『名誉あるキャリア(クルスス・ホノルム)』には軍務も含まれていたはずですから、平和な時代だったのか、それとも相手の女性が体格のよい人種だったのか……。
そういえば、確か古代ローマでは、女性は裁判での発言権がなかったそうで。これもたいがい酷いですよね!(# ゚Д゚)ノ
作者からの返信
確かに、「サテュリコン」とか書かれた頃の、爛熟を極めた時代なら、こんな情けないやつでも按察官になれたかもしれないですね! それか全く逆に、混乱期とかだと案外誰でも按察官になれたのかもしれませんね。色々と「それどころじゃない」から、人選が適当だったとか(笑)
古代ローマには女性には裁判での発言権がなかった。確かに、激おこぷんぷん丸になってしまうような話ですね٩(๑`^´๑)۶ 古代オリエント編で述べてきた女性の扱いに比べたら大分ましかもしれないけれど、古代ローマの女性たちは古代ギリシアの女性たちより遙かに自由を謳歌していたかもしれないけれど、やっぱりか……という感じ。本当に哀しい(つд-。)
編集済
田所米子様、
以下、記事に整理いたしました。
新・奴隷商人ー序章3、ローマの特殊合計出生率の計算
https://note.com/beaty/n/n2ad77a5bd2fd
「合計特殊出生率が5~7人以上」の計算は、下記資料を元に、
●21世紀の『合計特殊出生率は15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの』
●紀元前ローマの死亡率と妊娠可能年齢(21世紀よりも幅が狭い)ので、
紀元前の『合計特殊出生率は12歳から29歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの』
として計算いたしました。
「21世紀の定義では、合計特殊出生率は、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したものだが、平均寿命(35歳)の短い古代ローマでは、初潮の始まる妊娠可能な12歳ぐらいからアラサーぐらいまでの女性の年齢別出生率の合計が5~7人くらい以上でないと村の人口が減っちまうということになる」
Wikipedia, Demography of the Roman Empire
https://en.wikipedia.org/wiki/Demography_of_the_Roman_Empire#:~:text=Papyrus%20evidence%20from%20Roman%20Egypt,and%20high%20fertility%20within%20marriage.
参考資料1:Wikipedia, Demography of the Roman Empire, Mortality (ローマ帝国の人口統計、死亡率)
https://en.wikipedia.org/wiki/Demography_of_the_Roman_Empire#Mortality
参考資料2:上記資料を元に小生作成のエクセルシートの画像ファイル(男女別だけのデータを男女平均の項目を追加)
https://note.com/beaty/n/nedc93e14afb8#ffa06e91-2ce6-48ec-a561-08005db69bfb
参考資料3:Roman women and children Part 1 - Fertility
https://www.vindolanda.com/blog/roman-women-and-children-part-1
参考資料4:Roman women and children Part 2 - Pregnancy and childbirth
https://www.vindolanda.com/blog/roman-women-and-children-part-2
参考資料5:Fertility in Ancient Rome
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8567737/pdf/RWHR_30_1833491.pdf
参考資料6:National Library of Medicine
Fertility control in ancient Rome 要約
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8567737/
日本語訳要約:古代ローマにおいて、主に妊娠を促進するためだけでなく、妊娠を予防するために推奨されたさまざまな方法を調査・評価した上で、成人の養子縁組と乳児曝露の実践についてより詳細に議論し、古代史的観点から「不妊治療」の概念を問い直す。この定式化は、ローマの生殖計画と、それらがもたらすことができた資源を包含するのに十分な柔軟性があるのでしょうか?展開された方法は「コントロール」として認定されるのに十分効果的でしたか、そして採用と曝露を通じて行動していたのは「生殖能力」でしたか?このエッセイは、これらの質問に肯定的に答え、ローマのケースは、子供を持つことと持たないこと、子孫を制限したり増やしたりすること、さまざまな方法で家族を形成することへの欲求を含むため、生殖の歴史についてより広い議論を提供するのに十分なことがあると主張しています。
作者からの返信
フランク・ロイドさん、ご丁寧にありがとうございます(*^▽^*) (英語苦手なのでgoogle翻訳の機能で日本語訳にしたものをですが)教えていただいたページと、noteの記事にも目を通しました。フランク・ロイドさんはとても古代ローマに詳しいのですね。もしかして大学で研究していたorいるとかですか?
古代ローマの貴族階級の女性は早婚であったとは小耳にはさんだことはあります。事実、上流階級で栄養に不足していないのなら、それぐらいの時期に生理が来ていても普通だと思います。ただ、奴隷含む下層階級の女性が十代前半に生理が来るか否か、来ていたとして無事に出産に至るのはどれぐらいの率なのか、ご存じだったら教えていただきたいです(^.^) また、フランク・ロイドさんの記事の年齢の換算についても、生物学的なソースに基づいて計算されているのですよね。論文であれ本であれ記事であれ、創作に使えそうでとても気になるので、教えていただきたいです!!
あとこれは単純な疑問なのですが、人口10万人当りのローマ帝国における平均余命表のサンプルは、どの地域の人を参照として計算されたのでしょうか。平均余命表が属州の人間を含まない、「いわゆる」古代ローマの人間だけを対象としているのなら、人口が増えなくても属州から人間を奴隷として連れてきて働かせればいいのでは、と考えてしまって……。←かなーり暴力的な人間ですよね(笑) 記事のどこかにきちんと書かれていたのにそれを私が見落としてしまっていたのなら、お手数をおかけすることになってしまいますが、よろしくお願いします♡