今回も大変勉強になりましたっ! ほんとありがとうございます~っ!!(*´▽`*)
……ところで、調べても今一つわからなかったのですが……。「宮女」と「女官」、「官女」って、何か違いがあるのでしょうか……?(><)
作者からの返信
早速ご高覧ありがとうございます!!! 今回も頑張ってまとめました!!! ……ま、公開した後で「よく考えたらここアカンわ」と思って削除・修正したところがあるんですけれどね……。
宮女と女官、官女は……コ〇バンクさんによると
宮女=女官=官女
らしいので、三つとも同じ意味なんだと思います! ただ、ちょっとしたニュアンスの違いがあって、時と場合によって使い分けているのだと私は思います。
例えば、下っ端を女官や官女と呼ぶのってなんだかおかしい気がしませんか!? 「官」には役人という意味があるから、雑事しか任されていない下っ端を呼ぶのに女官や官女は仰々しすぎる。だけど宮女なら(この場合は「宮婢」が最も適当でしょうが)いいかな……と思って宮女にします。逆に、后妃の片腕となって働くバリキャリ系上級宮人だったら、宮女ではなく女官や官女の方が相応しいような気がします。あくまで私のイメージですが(-ω-;)
宦官制度は、古くは古代エジプトからあったので、それが中国にも伝わったのだろうと思います。それで、宦官制度は、宮中で男を働かせるためというより、戦争捕虜の扱いや奴隷制度から始まってのではないかと想像するのですが。
纏足のように、わざと人体の一部分を奇形化して、他と差別化する風習は世界各地にあって、その方向から考察するのもおもしろいですね。それとも、中国であれば、儒教の教えとその矛盾を考察すればよいのでしょうか。
私は、3年ほど『史記』を学ぶ講座に通い、それが面白かったので、カクヨムで中華ファンタジー小説を書いて、これもまた3年になります。
中華ファンタジー小説を書いていて、その背景の描写に行き詰まると、ネット検索であれこれと調べています。それで、田所さんのこのコラムにも、ずっと以前にたどりつき、フォローしていました。そしてやっといまごろ、まずは中国関係を読みはじめたところです。
『史記』の講座に3年通い大学教授の話を聴いて思ったことは、中国国土は広く民族も国もたくさんあり、それぞれに特色があるということです。先生は、司馬遷の生きていた時代だけに絞って、専門に研究して40年。まだまだ研究半ば。そんな感じでした。
漠然と中国歴史を調べるというより、ピンポイントでなにか1つに絞って、そこから考察を広げるのもいいかもしれません。
作者からの返信
史記の講座を受けられていたのですか! 羨ましいです!! 私も史記が気になっていて、取り敢えずちくま学芸文庫の佞倖列伝が乗っている巻だけ買ったものの、結局まだ読んでおらず……。いつか全部読破してみたいと思って、一体何年経ったのやら。
明千香さんは三年じっくり学ばれたということですから、多くのものを吸収されたのでしょう。私は中国文化の中でも祖先崇拝と宗族に興味があるのですが、史記にもそれらと関係がある話題が少しでも言及されていたのでしょうか? もし言及されていたのなら、佞倖列伝の巻以外も買っちゃおうかなあ……。