応援コメント

六十一の節 鬨の奮え、風の謳い。 その一」への応援コメント

  • 僕の脳内では、中国と中世が混ざったような世界、自然も残っており、雑多な種族が歩いていても違和感のないバランスのとれた世界、冒頭のここからの朝焼け風景も悪くない…文明の中から壮大な自然を観ているような気分になりました。

    物語は自然6文明4くらいのバランスかな~なんて思ってましたが、もうちょっと、7:3くらいかな~獣人の息吹が強く出ているこの6話くらいを読んで、そう思っております。
    作者が世界を語るのではなく、登場人物が語るって大事ですね。


    作者からの返信

    桜雪様

    コメント、ありがとうございます。
    桜雪様。私は感動しております。
    拙作に目を通していただいた上、風景まで読み取ってくださって、本当に嬉しいです。

    自然:文明の対比も絶妙に伝わっていて、内心で拳を握って嬉しさを噛みしめました。

    文明とは、進む道を間違えると数値化された不自然さによって崩壊する要因になると考えています。
    かといって、ヒステリックにゆがんだ環境問題を叫んだり、いまさら便利な文明社会を捨てろとは言いません。むしろ、私が無理です。
    電気がない世界、ネットがない世界、アニメ・マンガ・ゲームがない世界、比較的清潔で安全な世界(日本)がなくなるなんて、無理です。

    その中で、昔と変わらず自然はあるだけ。野生生物はその場所を受け入れ生きるだけ。
    (もちろん環境変化で進化はしている認識はあります)

    文明が作り上げた価値とは全く別次元で生きる美しさ。人間が作り上げたルールも介入出来ない、生き延びるための厳格な摂理。
    (細かいところはスルーでお願いします)

    自然の美しさや厳しさに逆らい、ルールを作り上げる人類(主にスーヤ大陸・欲深いヒト族)。
    自然の美しさや厳しさを受け入れ、古い教えにしがみつく人類(主にカヤナ大陸・自然的な氏族やモフモフ族)。
    ・・・みたいな事が伝われば御の字と考えておりました。

    説明文で埋めてしまうとシラけてしまいますし、
    出来れば、登場するキャラに託したい。と、こっそり心がけたりしています。

    ある作家先生が、セリフ=色気がないと意味がない。
    (↑すでにうろ覚え)
    なので、キャラにビシッと決めてもらえるようなセリフになるように、日々頭を抱えております。

    ・・・長々と真面目モードで語ってしまいました。
    スミマセン!