劉伶4 俗物が来た
竹林で酒を楽しんでいた時のこと。
あとから、ふらりと
阮籍が言う。
「おぉ、俗物のせいで気分が台無しだ」
すると王戎、笑って言った。
「きみらの趣興は、そうも簡単に
ぶち壊しになる程度のものなのかね?」
嵇、阮、山、劉在竹林酣飲,王戎後往。步兵曰:「俗物已復來敗人意!」王笑曰:「卿輩意,亦復可敗邪?」
嵇、阮、山、劉の竹林に在りて酣飲せるに、王戎は後に往く。步兵は曰く:「俗物の已に復た來たらば、人が意に敗れたり!」と。王は笑いて曰く:「卿輩が意、亦た復た敗るべからんや?」と。
(排調4)
竹林七賢が実は一所に会して酒宴したことはないっぽい、とはよく聞く話ではある。じゃあ、その生年はどうなってるんでしょうか。
嵇康 224
阮籍 210
山濤 205
劉伶 220頃
王戎 234
山濤と王戎で約30離れてるのか。まぁどっちかってと一番権威をクソって表明してた阮籍と、一番高位に上がった王戎って比較のような気もしなくはない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます