庾亮16 マンスカウト
人手が足りなくなりつつあったので、
誰かいい人がいたら教えてほしい、
と依頼した。
それから数年後、
桓彝さん、一人旅の途上で
偶然出会った
これはまさに庾亮さまの求める人材だ、
そう思い、徐寧を庾亮さまに紹介した。
「人々が持っているものを、
彼が持っているとは限りません。
しかし、誰も持っていないものを
彼が持っていないとも限りません。
ただ言えるのは、彼が
つまり山東半島エリア一の
名士である、という事です」
庾公為護軍,屬桓廷尉覓一佳吏,乃經年。桓後遇見徐寧而知之,遂致於庾公曰:「人所應有,其不必有;人所應無,已不必無。真海岱清士。」
庾公の護軍為るに、桓廷尉に一なる佳吏を覓めんと屬し、乃ち年を經る。桓は後に遇たま徐寧に見え之を知り、遂に庾公に致して曰く:「人の應に有るべき所は、其れに必ずしも有らじ;人の應に無かるべき所は、已に必ずしも無かりき。真に海岱の清士たり」と。
(賞譽65)
徐寧
いま人名索引引いたら存在してなくて笑った。マジか。庾亮さまに引き立てられたのがきっかけで累進し、江州刺史にまで上り詰めている。家門的なこと考えれば大出世だったんじゃなかろうか。
ところでこの人、
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