簡文8 哭礼のルール
さて孝武帝、夕刻過ぎになっても
哭礼を行わない。
侍従たちが言う。
「陛下、ルールに従って哭礼なさいませ」
すると陛下は答える。
「悲しいから哭くのではないのか?
何故ルールなどが存在しているのだ」
簡文崩、孝武年十餘歲立。至暝不臨。左右啟:「依常應臨。」帝曰:「哀至則哭。何常之有?」
簡文の崩ぜるに、孝武は年十餘歲にして立つ。暝に至れるも臨まざるに、左右は啟すらく「常に依りて應に臨むべし」と。帝は曰く「哀至らば則ち哭さん。何ぞ常有らんや?」と。
(言語89)
孝武帝(
23歳の時にはあの
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