簡文2  カンゴワカンナイ

西域から来た僧侶、帛尸黎蜜多羅はくしりみったら

通称、高坐道人こうざどうじん


皆からちょうリスペクトされてはいた。

が、漢人の言葉を覚える気がない。


「何なんすかねあれ、漢人舐めてんすかね」


ある人が簡文かんぶんさまに漏らした。

すると簡文さまは仰った。


「分からんでもない。漢人うざいしな」




高坐道人不作漢語。或問此意、簡文曰:「以簡應對之煩。」


高坐道人は漢語を作さず。或るひとの此の意を問うに、簡文は曰く「簡を以て之の煩に應對す」と。


(言語39)




帛尸黎蜜多羅

尸黎蜜、が名前らしい。中古音で拾うと thi lei mjet 。んー、どこ系の人か全然ぴんと来ませんね。王子さまだったらしいのだけれど、弟に国を譲って出家なされたのだとか。

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