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2018年3月31日 00:31 編集済
殷仲文は既にして素より名望有り。自ら謂えらく、「必ず當に朝政に阿衡たるべし」と。忽として東陽太守と作り、意は甚だ平かならず。郡に之きて富陽に至るに及び、慨然として嘆じて曰わく、「此の山川の形勢を看るに、當に復た一孫伯符を出すべし!」と。劉裕を劉繇に、自分を孫策に見立てたわけですか、そうですか。こういう掛詞やよく見られる本歌取りは和歌にも使われたわけで、おハイソ文化繋がりを感じますね。當前後の発言を両方、當に〜べし、と読むと、バカっぽさ5割増し。阿衡動詞とせざるを得ないナゾ用法。阿は寄りかかる、衡は計る、という意味なので、動詞にできなくはないのかなあ。忽たちまち、は急にの印象。前触れなく、とかの意を表したい場合はこっちの印象。忽然の忽。※個人の感想です。
作者からの返信
殷仲文、頑張っても厳白虎レベルなんですけどねえ……。阿衡側で測る、と言う感じですね。定型文的動詞と言う感じ? ううむ。いい加減官職についた時の「作る」になじみたいです。なんでこれに拒否反応が出ちゃうんだろう。
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殷仲文は既にして素より名望有り。自ら謂えらく、「必ず當に朝政に阿衡たるべし」と。
忽として東陽太守と作り、意は甚だ平かならず。郡に之きて富陽に至るに及び、慨然として嘆じて曰わく、「此の山川の形勢を看るに、當に復た一孫伯符を出すべし!」と。
劉裕を劉繇に、自分を孫策に見立てたわけですか、そうですか。こういう掛詞やよく見られる本歌取りは和歌にも使われたわけで、おハイソ文化繋がりを感じますね。
當
前後の発言を両方、當に〜べし、と読むと、バカっぽさ5割増し。
阿衡
動詞とせざるを得ないナゾ用法。阿は寄りかかる、衡は計る、という意味なので、動詞にできなくはないのかなあ。
忽
たちまち、は急にの印象。前触れなく、とかの意を表したい場合はこっちの印象。忽然の忽。※個人の感想です。
作者からの返信
殷仲文、頑張っても厳白虎レベルなんですけどねえ……。
阿衡
側で測る、と言う感じですね。定型文的動詞と言う感じ? ううむ。
いい加減官職についた時の「作る」になじみたいです。なんでこれに拒否反応が出ちゃうんだろう。