応援コメント

諸葛亮3 応変の将略   」への応援コメント

  • 郗司空の北府を拜せるに、王黃門は郗の門に詣り、拜して云えらく、「應變の將略は其の長ずる所に非ざるなり」と。
    驟ば之を詠じて已まず。
    郗倉は嘉賓に謂いて曰わく、「公の今日の拜あるに、子猷の言語は殊に不遜なり。深く容るべからざるなり!」と。
    嘉賓は曰わく、「此れは是れ、陳壽の作せる諸葛の評なり。人の汝が家を以って武侯に比すに、復た何ぞ言う所あらんや?」と。

    読み方により、郗倉disか嘉賓disか、まとめてdisかが変わりそうです。なかなか味わい深い。

    曰と同じ、曰が会話に多用されるのに対し、コッチはなんか言いっ放しなイメージ。噂とか放言とか。

    実は陳寿の原文は「蓋應變將略,非其所長歟=もしかして臨機応変の軍略は苦手だったのかなあ?」、頭と尻に疑問符がついてます。黄門はそれを故意に外しています。後はご想像次第。

    しばしば、度々の意。
    言語
    言動と同義です。
    此是
    英訳すると、this isか。読み下しは変になります。

    作者からの返信

    嘉賓

    世説新語で、嘉賓まだここでしか見かけていないんですよね。桓温のお友達として結構な存在感を示しているはずなんですが。大物はキャラ設定を結構統一している感じがありますし、他のエピソードを読んだ後に、じゃあどう見えるのか。もちろんこれ単体で読んで、の印象も捨てがたいものだとも思いますし。うむむ、深い。

    蓋應變將略,非其所長歟
    黄門が外し、嘉賓が即座に反応した、と言う所から見ても、割とこの言葉って両端の疑問符を外して定型文化されてたのかな、てきな印象にもなりますね。このネット社会でも原文から微妙に文意を削って意図が真逆になるような細工を施されることも多いですし。まぁ、この辺は「そういじくられてくれていた方が社会学的見地から見て面白い」と言う願望にしかすぎませんがw

    此是
    あ、やっぱり this is なんですねw それ以上の踏み込みが難しいなぁ、と言うふうには考えていたので、胸をなでおろしましたですw

  • >應變將略非其所長
    ルビwwwwwww

    細かいところまでセンスがいいです!

    作者からの返信

    ありがとうございますw

    ルビ芸ではちらほら遊んでるんですが、いろんな可能性がありそうだなーって思ってます。

    カクヨムで表示されることを前提にするんならルビも踏まえた AA とかも面白そうで(以下止めどない妄想)

    編集済