応援コメント

司馬懿2 諸葛亮北伐   」への応援コメント

  • 諸葛亮の渭濱に次するに、關中は震動せり。
    魏の明帝は深く晉の宣王の戰うを懼れ、乃ち辛毗を遣りて軍司馬と為す。
    宣王は既に亮と渭に對して陳し、亮は誘譎を設けること萬方なり。宣王は果たして大いに忿り、將に之に應ずるに重兵を以てせんと欲す。
    亮の間諜を遣りて之を覘せしむるに、還りて曰わく、「一老夫あり、毅然として黃鉞を仗つき、軍門に當りて立つ。軍は出るを得ず」と。
    亮は曰わく、「此れは必ずや辛佐治なり」と。

    文字面では激オコ司馬懿を曹叡に命じられた辛毗がカラダを張って止めました、というお話。
    青龍2年(234年)の第5次北伐ですが、明帝はMAX30歳、司馬懿は56歳、辛毗はたぶん司馬懿よりやや年上、諸葛亮が54歳、当時の平均寿命からするとジジイ祭り。


    じする、軍勢を留めて夜を明かすの意、だいたいが進軍中の経由地を記す際に使われます。

    陣に同じ。

    まさに〜す、ここでは〜しようとしたの意ですね。
    黄鉞
    こうえつ、金色のまさかり。まさかりは金太郎のアレ。斧との違いは刃幅、狭いのが斧、広いのが鉞。ちなみに、「假黄鉞、都督中外諸軍事」に任じられるのは「皇帝の兵権を全部奪ったよ」のサイン、だいたい簒奪待ったなし。

    よる、ですが、杖をつくの意もありますので、つえつく、と読むとオシャレ。

    作者からの返信

    ジジイ祭wwwwww

    確かに「つえつく」だと、
    仁王立ちで、正面に黄鉞立ててる感じになりますね。
    この1編にしか登場しないのに、
    辛毗の存在感異常すぎますw