応援コメント

「曹丕6  陰謀の毒ナツメ 」への応援コメント


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    魏の文帝は弟の任城王の驍壯なるを忌む。卞太后の閤に在りて共に棊を圍み、並びに棗を噉うに因り、文帝は毒を以て諸棗の蔕中に置けり。
    自らは食うべきものを選びて進め、王は悟らずして遂に雜えて之を進む。
    既に毒に中り、太后は水を索めて之を救わんとす。帝は預め左右をして缾罐を毀たしめ、太后は徒跣にて井に趨くも、以て汲む無し。
    須臾にして遂に卒せり。
    復た東阿を害さんと欲するに、太后は曰わく、「汝は已に我が任城を殺せり。復た我が東阿を殺すを得ざるなり」と。

    殺伐とした関係ですなあ。訳しにくくはないけど、読みにくい。


    物凄く長くかけていますが、冒頭に置いて、忌んだ、だから〜という理解も成立します。

    主語扱いにしました。後文が王は〜なので対句にしたいだけ。

    食べるの意。食が進む、の進なのかなあ。

    毒あり毒なし区別せず、の意味。なので、まじえて、が良さげ。

    求める、探す。井戸の在処は知っているので、求める、が良さげ。

    壊す。読みは、こぼつ。


    ※※※


    〉「漢文読みまくって用法をたたっ込みまくれ」

    人様の訓読文を読むのが吉です。新釈漢文大系みたく、原文、訓読、訳文が揃ったのがいいですよ。文選とかいかがですか?(倒れるわ)

    作者からの返信

    「因る」については自分の奴、扱いに困ってますね―これ。浮いてる。敢えて言えば、まさしく河東さんのご指摘の形で使ってはいる気もします。

    「自」の主語扱いは、今の自分には離れ業に見えます。うぬう、そんな用法まで……! 「漢文読みまくって用法をたたっ込みまくれ」は至言ですねー。

    ※※

    文選、買おうと思ってますがまだ手が出てません。地元の本屋全滅なのがさすがだ、とw 都会に出たら買おうと思ってます(紙の本であんまアマゾン使いたくなくなってきてる派、ただしキンドルでばかすか買いまくり)



    編集済
  • 曹氏好きなんですが、『世説新語』好きなのは、何かユーモアというかツッコミ待ちな感じがあるからでしょうかねえ。

    作者からの返信

    世説新語、やっぱり読む人を笑わせようとはしているように思うんですよね。

    ちなみにこの後だと、石崇と言う人のエピソードが楽しみです。と言うのも、汰侈(贅沢にかんする話)12編のうち、9編が石崇のもの。劉義慶のイジリ芸の真骨頂を魅せてもらえそうですw