応援コメント

「曹丕2  鍾家の令息たち 」への応援コメント

  • 鍾毓、鍾會は少くして令譽あり。
    年十三となりて魏の文帝は之を聞き、其の父の鍾繇に語りて曰わく、「二子をして來らしむべし」と。
    是において敕して見えしむ。
    毓の面に汗あり。帝は曰わく、「卿の面は何ぞ以て汗するか?」と。
    毓は對えて曰わく、「戰戰惶惶として汗の出づること漿のごとし」と。
    復た會に問うらく、「卿は何ぞ以て汗せざるか?」と。
    對えて曰わく、「戰戰慄慄として汗は敢えて出でず」と。

    トンチですね。素直な文です。


    地味に使役、なので文末は〜せしむ。

    作者からの返信

    使役系は、文脈から拾って感じる方向が最適解なんでしょうね。

    とは言え、勅す、は令すの最上位互換。コーテーヘーカが頻出するよーなブンガク作品に触れるんであれば、勅って字に対してもっと感度を高めるべきですね。

  • 鍾会、いろいろイタい人!
    ゲーム『三国無双』でもイタい人として登場し、有名になりましたが、内心、「いや、もっとイタい人だったような…?」と思った記憶があります。ええ、確か世説新語だったような。楽しみにしています!訳もコメントも面白いですねえええ!(テンション上がる)

    作者からの返信

    ありがとうございます! 一通り鐘会終わっての印象は、正直「あれっ、意外と大人しい……?」でしたw
    史書記述と合わせると、また別の面白みを発掘できたりはするんでしょうね。