第54話 舌の根も乾かぬうちに……。

 前回の更新が、自分の精神衛生維持を優先して別の連載作品の最新話が一話二万字を越えるという嫌がらせのような文字量になってしまいました。


 そりゃあ誰も読まんで当然じゃわい、以後いくらなんでもこういうのは慎もう……と大いに反省したはずなのに、今回更新したもう一つの連載作の最新話が二万字ちょい超えるという有様に。


 すみません、申し訳ありません。すべて当方の力不足が引き起こした事態です……。とりあえず構成力を見直したい。


 と、謝りながら宣伝をさせて頂きます。

 読んでも読んでも読み終わらない、悪夢のような最新話はこちらです。

 一応ようやく出せた百合ものらしいシーンがあります。


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886975228/episodes/1177354054887086185


 章題は相変わらず昭和のアイドル歌謡のタイトルなわけですが、なんでこれで統一しているかについては完結いたしましたら勝手に語ると思います。

 別に興味もねえし知りたくねえよ! って方だらけだとしても、酒の入ったコップを片手にぶつぶつぶつぶつ昔のことを呟き続ける人のごとく垂れ流すと思います。よく考えれば私の書く小説も基本的に、安酒のコップを片手に胡乱な目つきでぶつぶつぶつぶつぶつぶつ語り続ける人の繰り言のようなものです。そのぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつにお付き合いくださる方には感謝の念が絶えません。いつもいつも本当にありがとうございます。



 今回の文字数が異様に膨れ上がってしまった原因は、作中に登場したオリジナル裏稼業である「本屋」にあります。

 この商売を思いついた時に、「このアイディアを誰か先にやられる前に自分がやっとかねば!」という謎の使命感に突き動かされた結果、同時に連載している作品の更新よりもこちらの更新を優先したわけなのですが、時間が経つと「そんな急いで更新しなくたってこんなアホでザル設定なアイディア、たとえ思いついたとしてもまともに使おうとするヤツお前くらいなもんだよ……落ち着けよ」と脳内の冷静な自分がいさめてきました。

 しかも別にストーリーに何が何でも必要ってネタでもありませんしね、ぶっちゃけ。削ろうと思えば削れたのに……。でも削れなかった……。あたいの心は弱かった……。いつか余力があったら「本屋」の設定でマクガフィンもののクライムアクションみたいな話をやってみたいなー、という夢と戯れたかった……。




 せっかくですので、同じように一話あたりの文字の量がえげつない、もうひとつの連載作も宣伝しておきます。読んでも読んでも読み終わらないよ! なお今回更新した話の本編になります。


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315


 台風だし、どこにもいけずに暇だなー、とか、とりあえずなんか妙な話が読みたいなー、という方のタイムをキルするのにご利用くだされば幸いに存じます。こちらの続きも書かねば。でも今日はとりあえず読んでる本を読み切りたい……。



 ※なんかテンションがおかしいことになってますがあまり気になさらないでください。

 今週になって襲われた「自分の書いたものが下手すぎて読み返せない」という鬱めいた状況から抜け出せて、若干ハイになってるだけです。


 2018年9月30日


 追記1:

 見直すとか言ってる癖に、約一月後にいたるまで一話二万字前後という状態が続いております。アホじゃないかと自分でも思いますが、もはや二万字が一番書きやすい気がして修正がきかない状態に。ダメじゃん。

  現連載作が完結し、別の連載を始めるときになった時にあらためて仕切り直そうと思います。とりあえず今の連載作に関してはもう、このままいっちゃいますよ……(そういうところがダメ)。


 追記2:

 この回に出てきた謎のアウトロー商売に関しては、ここで書いている通りに「誰かに先にやられる前にやらねば!」という気持ちが先走ってしまいました。落ち着けって今でも言いたい。



 そんなザルな商売に関する追加情報を次の日のノートにも記録しておりましたので、この章にまとめておきます。以下になります。


 2018年10月4日

 あわわわ……。

 先日、電脳の廃墟から昔の女の子達が作った個人サイトやら二次創作小説を発掘して売り払うという、ちょっとした未来の悪い大人が始めた非合法な商いをしているというアホで雑すぎるネタを小説内で扱ってみた矢先に某ホームページ作成サービスが終了するとかいうニュースが飛び込んできて、あわわ……となってしまいました。


 ザルな設定をザルなまま使うやつはこれだから……。


 その辺はザルな設定をザルい感じでつじつまを合わせたいと思います。いいのかそんなんで。



 そんな感じで、ザルな未来世界の小説を本編とスピンオフ合わせて二本連載しているわけですが、体調が悪かったりどうも自分で納得いくものが書けなかったりでで更新が滞り気味です。ごく少数の方のみにお楽しみいただいている(※お楽しみいただいているのであればよいなあと思っている)作品ではありますが、そのあたりご寛恕いただけますと幸いです。


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