第6話 2ページ目

眠たいせいもあるんだと思う。


僕は上手な言い訳が浮かばずに、

あと、隔離されたこの恐ろしい気持ちを吐き出したくて、

貴志に話そうと思った。


これ以上の被害者を増やさないためにも、

協力者が必要だ。

貴志なら頭もいいし。

なにより同じ家に住んでいる。


貴志ならきっと、

僕を止めてくれる。


「人を殺してたって言ったら、


…信じる?」

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