純朴青年と小さな可愛い竜が探る、魔法屋敷の謎

生真面目な庭師の青年クリスと、かつて魔法使いが住んでいた屋敷に住む美人三姉妹、そして小さな白い竜ベルベットの、お屋敷に残った魔法の秘密を探るほのぼのファンタジーです。
この物語には今のところ(現在最新話の6の1まで拝読したところでレビューを書いています) ひとを傷つけるような過激な展開や表現がなく、毎日安心した気持ちで読めます。ここには優しい世界がある!
だからといって平坦な日常が続いているだけの作品でもありません。クリスと三姉妹の末っ子ローズが探る魔法の謎は深まっていくばかりです。途中魔法の暴走?にも遭遇したりなど、続きが気になる展開も盛りだくさんです。
お屋敷に残る魔法とは? そもそもイライザとは何者か? そしてクリスとローズの恋模様のゆくえは!?
お話はまだ途中ですがもっと多くのひととこの作品の魅力を分かち合いたくて前のめりレビューです。
特に翻訳児童文学が好きだった皆さん、ぜひこのジャスパー家にお越しください。ドキドキはらはら、でもなんだかほのぼの、の魔法の世界がここで待っています。

猫のように可愛いベルベットが小さな前足でクッキーやケーキを食べる様子はたまらないです。ベルベットと一緒に暮らしたいし、同時にベルベットになれたら三姉妹と堂々といちゃいちゃできるんだなあ……。