附録(extra)

仙人名鑑③ 狗琅真人

道号:狗琅くろう真人しんじん。または耿月こうげつきょう狗琅くろうとも。

本名:ソー・ウェイタイ(かつ飛来ひらい

年齢:226歳(1308年春時点)/外見26歳

種別:地仙四品卿

出身:大閻帝国東部・蘿州らしゅう発魯はつろ半島はんとう墨島ぼくとう


好きなもの:自分の研究、友人のコージャン・リー、■■■■■■■■■■■■(要するに【大事だいじもの】)

嫌いなもの:研究の邪魔になるもの


趣味:なし

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 ニング教団・八朶はちだしゅう出身の地仙。ただし前身は一般的なニングに見られる欠魂者・霊弱者ではなく、「【魂】が多すぎた」特異魂魄者である。その体質のため、誰に師事することなく独力で昇仙した(仙人の九割は、先達に師事して昇仙する)。


 仙人の位階は上から公、候、伯、卿、大夫たいふ、士であり、これにそれぞれ一級品(一品)から十二級品までの等級がつけられる。四品は中の上であり、四品卿はこの年齢の仙としては破格の高位である。

 自力昇仙者は非常に強大な力を持つ一方、不安定で邪仙に落ちやすい。そのため、齢一千を越すまでは弟子を取れないなど、様々な制限がある。


 なお、狗琅真人の人格面は仙人としては「正気まとも」の部類であり、現在は邪仙と化す兆候はない。あくまで仙人的には。


 専門は医学、生物学、霊魂。典型的な学究型仙人。戦闘力は同格の中では最底辺であり、下手すれば格下にもあっさり負ける。でありながら、コージャン・リーと共に一千歳超の邪仙を打倒している。

 その行動や経歴には不可解な点が見られ、彼を警戒・危険視する者もいる。

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