この作品には無双するSランク冒険者主人公や国を救う英雄な主人公は出てきません。出てくるのは平凡なチート鍛冶屋です。
心躍る冒険譚はありませんが、代わりにもし自分がチート鍛冶能力を授かったらどうなるか?を1番現実的かつ理想的に書いた内容だと思います。
一言で言い表すと最高にワクワクする平凡な物語。
チート鍛冶と言う最高の調味料を平凡な日常と言う料理に振り掛けたような、そんな嫌味のないスルスル読めてしまう物語です。
今まで300冊(文庫本やラノベ等雑多含む)は読んできましたが、非常に安定安心して読める、今カクヨムで1番楽しみな物語です。
英雄や安易に増殖する嫁、意味不明な行動をする主人公に飽きた方に是非読んで頂きたい一作です。
恋愛ハーレムものに飽き飽きとしていたところ、ハーレムであっても家族の温かみを感じ、ハーレム感をあまり感じさせないこの物語の続きを、ただ一点を除き、待ち遠しく感じています。
そのただ一点とは、もういい加減チートの説明要らなくない?と思えるほど、チート、チート、チート、と口を開けばチートしか言わないくらいにしつこいと感じ、そのため読みづらさを払拭できず、意識がその説明に持っていかれ、スラスラ読んでいても、突っかかり、気力を削られてしまい、全力で楽しめないことが残念に思えます。
それを除けば、鍛治、家づくり、料理など容易に想像膨らむような描写の表現力や人物たちと面白くサクサク読め、ハートウォーミングというカテゴリーがピッタリな作品です。読んでいたらほんわかします。