【血界戦線やバッカーノ!をリスペクト。『読む洋画』がコンセプト】Twitterの宣伝文句に惹かれてきて、一目で「これは“アタリ”だ」と直感しました。上述の作品の無法、無軌道な空気感を、この作品は見事に自分のモノとして文面に落とし込んでいます。設定、文章表現、演出、全てが、ぼくが目当てにしてきたモノを提供してくれる。『読む洋画』が読みたいところに、『読む洋画』が出てくるんですから、すきにならない訳がないですよね。
書き手の描写がとても丁寧で、アメリカンな世界観を堪能することができます。 キャラクター性や、ストーリーの起伏にも富んでおり、一気に惹き付けられる作品でした。 まだ序盤しか読んでいませんが、続きも早く読みたくなるそんな作品でした♪ ちょっとアンダーグラウンドな世界観や映画のような作品をお求めの方に読んでいただきたい作品です♪
良い意味で無茶苦茶な世界観に、パンクなヤツラが今日もハッピーに阿鼻叫喚!作り込みが尋常じゃないほどの出来で、こんな世界観でもしっかりとしたストーリーに疾走感を乗せ、こっちも頭がハッピーになりそうな感覚に陥りました。つまりは完璧に飲まれてしまいました。アノ漫画この小説に似ていると感じつつも、しっかりと違いを表し、新たな世界を構築した。そんな作品です。濃厚重厚、頭を侵食してくるような世界に、新たな自分の性癖が生まれそうでした。
種族の坩堝と化したロサンゼルスで、異能の少女たちが戦いを繰り広げる現代ファンタジー。アメリカンなノリの言葉の応酬は読んでいて楽しく、キャラも一人一人が個性的です。カオスな世界観をうまく描いているとても面白い作品です!