第5話普通の恋じゃない(3)
ぼくは 少しの間
梨佳さんと 連絡をすることをやめた。
ぼくは果実さんと連絡を取った。
(ぼく)「果実さん?
ぼくどうすればいいですか?」
(果実さん)「そんなん
自分で考えてよ!」
(ぼく)「冷たくしないでよ~🎵」
(果実さん)「そのしゃべり方やめてよ。
そういえば 最近ね
女子の間で
丸島くん噂になってるよ。」
(ぼく)「ぼくがカッコいいとかいう
噂ですか?」
(果実さん)「本当にそう思う?
なんか
前に付き合っていた子を
酷い扱いしたとか…」
(ぼく)「あくまで 噂だろ?
噂とぼくどっちを信じるんだよ?」
(果実さん)「噂」
(ぼく)「確かに
ある子と前付き合ってはいたけど
別に酷い扱いしてないよ」
(果実さん)「本当?
私 色々
本人から聞いたんだよ。
酷いフリかたをしたとか…」
(ぼく)「別にそんなことしてないよ…」
(果実さん)「動揺してるでしょ?」
(ぼく)「別に動揺してないよ。
わざと動揺している風に
見せるため
… を 使っただけ。
そんな SNSで人の動揺を
読み取るとか
あなたは
SNSの神様かよって感じ。」
(果実さん)「まだ
白状しないんだね。
じゃあ 言うね。
なんか その子いわく
付き合っていたのに
急にフラれたらしいよ。」
(ぼく)「まぁ しょうがない。
言うよ。
ぼく 冠崎 麻亜子さんと
付き合ってたよ。
でも 付き合っていたら
飽きてきたというか
なんか もう満足しちゃってね。
恋ってこういう感じなんだ~とか
付き合うって
こういう感じなんだ~って
経験できたから…」
(果実さん)「つまり
高校生にでもなって
付き合ったことがないとかいうのが
嫌で
冠崎さんと付き合ったってこと?」
(ぼく)「別に
そういうわけではないよ。
最初は 好きだったよ。
まぁ 少しは
少しはそういう気持ち
あったのかもしれないけどね。」
(果実さん)「丸島くん 酷いね。」
(ぼく)「誉められても困りますね~」
(果実さん)「誉めてないよ!」
(ぼく)「まぁ ぼくは
所詮 こんな奴だよ!」
(果実さん)「そういえば
気持ち悪いから
もう 連絡してこないでね。
梨佳のことも もう諦めて!
梨佳にも連絡しないでね。
最後に言いたいことは?」
(ぼく)「じゃあね 可愛い果実さん❤」
(果実さん)「丸島くんは
最後まで
気持ち悪いことをいうんだね。」
次の日
ぼくは
梨佳さんと
果実さんと
会ったが
赤の他人のように振る舞ってきた。
ぼくと 付き合ってください! 竜田 ベンゼン @hoshimaru
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