二つのエンディングを見た。 いずれも技術の壁に愛情が突き当たる。幼い恋がああした結末になるのはどの作品であれ珍しくないが、作者の卓越した文書力と冷徹な世界観のお陰で妥協のない仕上がりになっている。 宇宙の向こう側に人類が至るのはいつだろう。