応援コメント

第九十回 劉曜は長安城より退去す」への応援コメント

  • 賈疋はあの賈詡の曽孫です。珍しい曹魏の大物の子孫の登場ですね。

    韓豹は韓遂の曽孫という設定ですが、残念ながら架空の人物です。これが一番、意外でしたね。史実でも名前だけは存在するかと思ったのですが。

    鞠允・華勍・韓豹・魯充・索綝・賈疋・梁緯・陳安・胡崧と、涼州の軍勢以外は弱いイメージだった関西の西晋軍もなかなかのタレント揃いです。兵力も倍差はなく、劉曜・姜兄弟・関兄弟・黄兄弟がいる北漢軍が形勢不利とは珍しいです。もう大会戦の時の蜀漢演義補正はないようですね。

    劉曜の率いる軍は、劉曜が酔っているか、劉曜を抑えられると途端に弱体化しますな。後、劉燦にはなんか負け運がありそうです。王植とその配下5人は北漢には珍しく、やられるためだけに名前がつけられた人物でしたね。

    作者からの返信

    こんばんは。
    ここも地理的にはかなりアレでして、長安から撤退して洛陽の西の滎陽に向かっちゃってます。
    山西に帰るなら、蒲坂から河東に行かないと遠いです。藍田を抜けて上洛あたりから洛陽に出たのかも知れませんが、にしてもなんでさらに東に行くのかなあ。山西は洛陽の西北西あたりですが。


    〉賈疋はあの賈詡の曽孫

    このあたり、紹介されないのも不思議ですよね。三国志マニア的にはおいしいネタなのですが。
    賈詡は涼州武威の人ですから、賈疋が関西にいるのは納得であります。しかし、武威の人というのも珍しいは珍しいです。


    〉韓豹は韓遂の曽孫という設定

    これも紹介がなかったですね。追加しなきゃ。韓豹は正史を検索しても出ませんね。
    韓遂も涼州の人っぽいので、後漢末の涼州は辺境ながら人材に富んだ地ですね。


    〉関西の西晋軍もなかなかのタレント揃い

    河間王司馬顒がよっていた頃とはだいぶメンバーが変わっていますね。河間王は子飼いの将を使っていたのに対し、今回は関中の総力を挙げていますから、当然かも知れません。
    しかし、索靖が子の索綝を将相の才と観ていたのは意外でした。張華の懇請を顧みず洛陽を去ったわけですが、やはり栄達が理想なんでしょうね。


    〉大会戦の時の蜀漢演義補正はない

    だんだんと史実に近づいてきている感じです。というか、史実に合わせるために色々とムリも出ていますね。特に軍の動きは動機と経路が合わなかったり。まあ仕方ないのですが。。。王植のように漢にもかませ犬を設定するあたり、漢軍に苦戦させたい場面なんでしょうね。


    〉劉曜が酔っているか、劉曜を抑えられると途端に弱体化しますな。

    戦場ではワンマンな感じがしますね。先頭に立って戦うキャラできていますから、ある意味、呂布の直系の猛将っぽいイメージがあります。
    人をうまく使うシーンが全然ないというか、石勒とはかなり違いますね。


    〉劉燦

    負け癖がついているというか、何というか。
    王子ながらチョイ役ですからね。。。