このエピソードを読む
2018年5月20日 22:39
李雄も皇帝を名乗り、新しい三国志、後伝の鼎立の準備が着々と出来ていますな。概念図も立派なものが出来ていますね。私の方も地理が理解しやすくて助かります。司馬睿の軍事力問題ですが、三国志後伝の世界では大会戦の時に四万の兵力がいたので、二万はあったでしょう。これからは小説の世界重視で行きます。陳敏の狙いはもちろん、かつての孫策・孫権のように、軍事能力のある陳敏が軍事力を保有して、江南の豪族に推戴されて鼎立の一角を担うことです。陳敏は名門の出身ではないため、貴族社会の西晋では手柄を立てても重用されません。その点は同類の江南豪族と組もうという考えです。構想としては先見の明があったようには思えます。ただし、実行力となると別の話しですが。三国志後伝五十七回・晋史の陳敏に関する注釈によると、陳敏もなかなかの判断力をしており、その後も李辰、石冰、汪可東の圧倒的大軍に勝利を重ねているようです。ただ、注釈では討伐は、配下の夏文盛の功績とされているので、三国志後伝では陳敏が名将とまで言い切れないところがあるようです。呉王・司馬晏も死んだので、西晋のリストも変更ですね。残る有力な司馬氏は後、六名です。(帝室)懐帝:司馬熾皇太后:羊献容皇后:梁蘭璧執政:司馬越(八王)東海王・司馬越汝南王・司馬亮(死亡)楚 王・司馬瑋(死亡)淮南王・司馬允(死亡)※八王にいれる説あり趙 王・司馬倫(死亡)梁 王・司馬肜(死亡)※八王にいれる説あり斉 王・司馬冏(死亡)長沙王・司馬乂(死亡)成都王・司馬穎(死亡)河間王・司馬顒(死亡)(親王公)瑯琊王・司馬睿南陽王・司馬模✕ 呉 王・司馬晏予章王・司馬熾 → 皇帝へ東平王・司馬楙清河王・司馬覃新野王・司馬歆(死亡)東安王・司馬繇(死亡)范陽王・司馬虓(死亡)東瀛公・司馬騰(死亡)
作者からの返信
こんばんは。てへ。いつもありがとうございます。晋の諸親王も寂しくなりましたね。八王に至っては司馬越しかいない。武帝司馬炎が呉を平定の祝杯を挙げた頃を思い返すと、麥秀黍離の感を禁じ得ません。まだ滅んでないですが。。。新三国志的なテーマにするには、成は引きこもりが過ぎますね。もう少し動きがあると楽しかったのに。陳敏はなかなかの名将だったのですね。ふーむ。晋漢大戦の際はあまり目立たなかったので、このあたりも早い段階から構想されていたんでしょう。侵攻中の杜弢の乱は竜頭蛇尾に終わりますから、本作においては陳敏の乱が江南最大の叛乱となります。概念図は頑張ってますが、なかなか納得いく出来は難しいです。東西が短いんですよねー。手元はいよいよ一時代が終わる、というところにさしかかりつつありまして、隔世の感を感じてしまいます。通算200回を超えてますから当然ですが。。。
李雄も皇帝を名乗り、新しい三国志、後伝の鼎立の準備が着々と出来ていますな。
概念図も立派なものが出来ていますね。私の方も地理が理解しやすくて助かります。
司馬睿の軍事力問題ですが、三国志後伝の世界では大会戦の時に四万の兵力がいたので、二万はあったでしょう。これからは小説の世界重視で行きます。
陳敏の狙いはもちろん、かつての孫策・孫権のように、軍事能力のある陳敏が軍事力を保有して、江南の豪族に推戴されて鼎立の一角を担うことです。陳敏は名門の出身ではないため、貴族社会の西晋では手柄を立てても重用されません。その点は同類の江南豪族と組もうという考えです。構想としては先見の明があったようには思えます。ただし、実行力となると別の話しですが。
三国志後伝五十七回・晋史の陳敏に関する注釈によると、陳敏もなかなかの判断力をしており、その後も李辰、石冰、汪可東の圧倒的大軍に勝利を重ねているようです。ただ、注釈では討伐は、配下の夏文盛の功績とされているので、三国志後伝では陳敏が名将とまで言い切れないところがあるようです。
呉王・司馬晏も死んだので、西晋のリストも変更ですね。残る有力な司馬氏は後、六名です。
(帝室)
懐帝:司馬熾
皇太后:羊献容
皇后:梁蘭璧
執政:司馬越
(八王)
東海王・司馬越
汝南王・司馬亮(死亡)
楚 王・司馬瑋(死亡)
淮南王・司馬允(死亡)※八王にいれる説あり
趙 王・司馬倫(死亡)
梁 王・司馬肜(死亡)※八王にいれる説あり
斉 王・司馬冏(死亡)
長沙王・司馬乂(死亡)
成都王・司馬穎(死亡)
河間王・司馬顒(死亡)
(親王公)
瑯琊王・司馬睿
南陽王・司馬模
✕ 呉 王・司馬晏
予章王・司馬熾 → 皇帝へ
東平王・司馬楙
清河王・司馬覃
新野王・司馬歆(死亡)
東安王・司馬繇(死亡)
范陽王・司馬虓(死亡)
東瀛公・司馬騰(死亡)
作者からの返信
こんばんは。
てへ。
いつもありがとうございます。
晋の諸親王も寂しくなりましたね。
八王に至っては司馬越しかいない。
武帝司馬炎が呉を平定の祝杯を挙げた頃を思い返すと、麥秀黍離の感を禁じ得ません。まだ滅んでないですが。。。
新三国志的なテーマにするには、成は引きこもりが過ぎますね。もう少し動きがあると楽しかったのに。
陳敏はなかなかの名将だったのですね。ふーむ。晋漢大戦の際はあまり目立たなかったので、このあたりも早い段階から構想されていたんでしょう。
侵攻中の杜弢の乱は竜頭蛇尾に終わりますから、本作においては陳敏の乱が江南最大の叛乱となります。
概念図は頑張ってますが、なかなか納得いく出来は難しいです。東西が短いんですよねー。
手元はいよいよ一時代が終わる、というところにさしかかりつつありまして、隔世の感を感じてしまいます。
通算200回を超えてますから当然ですが。。。