応援コメント

第二十二回 王彌と劉霊は壷関を取る」への応援コメント


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    久々の漢軍の出番ですな。八王の話が陰惨になってきたところで「待ってました!」と感じです(笑)。

    劉霊と王彌が主帥で関防より上ですか。意外ですな。郡陥落ではそれほどの差は見当たらないと思えたし、関防は敗戦もないと思ったのですが、大会戦で、祁弘・張方を止めた功績が大きく認められたようですね。胡延兄弟の姓も史実通り、『呼延』となっているように、実際は史実重視の流れなったという事情からでしょうけど。

    しかし、籤引きとありますが、張賓・姜発と石勒・劉曜が北路か南路かは、兄弟・腹心関係からほとんど内定人事(^_^;。張賓が決めてしまっていた感がありますな。すでに漢軍にも派閥が構成されていますね。

    漢軍のリストは今後は不要と思いますが、思い出しのために、『續三國志演義』の最終時点における漢軍メンバーのリストをつけておきます。

    楊興寶は書いていた通り、死亡か引退でフェードアウト
    調べたところ、陳國賓、靳都、喬昕、喬旿、喬晬、普魯は今後は出てこないのはリストから落とします。おそらくはこの時点では南路の副将に含まれてはいたのでしょうが、今後のどこかの段階で脱落したのでしょう。

    劉和は実質フェードアウトしているのですが、明確な描写がないのと、史実を考えて、このまま残しています。

    劉淵(字は元海)、劉和、劉聰(字は玄明)、劉義、劉曜(字は永明)、劉霊(字は子通)、劉宣、劉累、劉歓、劉膺、劉宏、劉欽、劉雅、諸葛宣于(字は修之)、関防(字は継雄)、関謹(字は継武)、関河(字は継遠)、関山(字は継安)、関心(字は継忠)、張賓(字は孟孫)、張實(字は仲孫)、張敬(字は季孫)、張雄、趙染(字は文翰)、趙概(字は文勝)、石勒(字は世龍)、黄臣(字は良卿)、黄命(字は錫卿)、姜發(字は存忠または継約)、姜飛(字は存義または守約)、呼延晏(字は伯寧)、呼延攸(字は叔達)、呼延顥(字は季淳)、呼延氏、王彌(字は飛豹)、王如、王邇、廖全、廖翀(字は鳳起)、楊龍(字は元化)、馬寧、汲桑(字は民徳)、孔萇(字は世魯)、刁膺、支雄(字は世英)、虁安、曹嶷(字は子高)、桃豹(字は露化)、桃虎、桃彪、靳準、靳術、崔游、游光遠、陳元達(字は長宏)、崔瑋、許遐、王伏都、徐光(字は普明)、程遐、趙固、周振、范隆、朱紀、劉徴、劉寶、張曀僕、張越、孔豚、趙鹿、呉豫、劉膺、支屈六、呼延模、馬荷、盧忝、鮮于豐

    追伸

    胡莫も調べたら、なかったのでリストから消しておきます。こちらは北路の副将だったのでしょうけど。

    作者からの返信

    こんにちは。

    > 八王の話が陰惨

    漢の話はほっとしますね。十八章はさらに陰惨になりますので、一息ついた感じがあります。十六章から連続で読むとキツイです。


    > 劉霊と王彌が主帥

    これがまた微妙で、後段では劉聰が同行する劉曜はともかく、石勒は明らかに主帥となります。


    > 史実重視の流れなった

    本作では史実の時系列を入れ替えた箇所がけっこう見られます。なので、面妖なところも多々あります。


    > 内定人事

    戦ともなると、戦勝を挙げた主帥と謀士を入れ替えることはハイリスクですよね。なので、前作の晋漢大戦で両道に分かれたメンツはあまり動いていないかな、と思います。


    > 楊興寶

    あれだけ活躍したのに。強すぎた感じはありますね。


    > 陳國賓、靳都、喬昕、喬旿、喬晬、普魯

    このあたりはまさにモブの中のモブ、史実重視の流れではフェイドアウトやむなしですね。


    > 劉和

    彼を出すとお家騒動待ったなしですからねえ。これも仕方ないところです。