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2018年1月24日 21:50
東海王・司馬越、葛旟、董艾が悪者になっていますが、実は史実において、この王豹の諫言を司馬冏に「小子、骨肉を離間す」と評し、「なぜ、銅駝下に討ち殺されないのか」といって、鞭殺させたのは、誰有ろう長沙王・司馬乂だったりします。まだ若い長沙王に深い魂胆がなかったと思われますが、本当、八王の乱の複雑さは本当異常ですね。東海王に悪者になってもらって、なんとか、理解しやすくしようとした酉陽野史の苦労が忍ばれますな。もっとも、史実の方の長沙王は、小勢力ゆえに洛陽がいたわけで、新野王・司馬歆の方が大勢力ではあったりします。表面上の実力と、実際持っている実力(トップの才覚や持っている精鋭)のアンバランスがまた、認識の違いを呼び、混乱を生んだのでしょう。
作者からの返信
こんばんは。ご教示ありがとうございます。> 誰有ろう長沙王・司馬乂だったりします。これをそのまま書くと、「登場人物全部悪人」状態になるので、読者は混乱するでしょうね。しかし、『晋書』など史書によるとそうなるのであれば、何を以てそういう行動をしたか、という点を明確にできるとよいのですが。誰かチャレンジしてみないかな(他力本願)。> 新野王・司馬歆の方が大勢力ではあったりします。『續三國志』では小物風に描かれていましたが、司馬懿の孫、司馬駿の子ということで毛並みはよいのですね。この辺りは通史を一回丸呑みしないと見えないところだからなあ。。。いずれはやりたいですが、今は更新に集中ですね。
東海王・司馬越、葛旟、董艾が悪者になっていますが、実は史実において、この王豹の諫言を司馬冏に「小子、骨肉を離間す」と評し、「なぜ、銅駝下に討ち殺されないのか」といって、鞭殺させたのは、誰有ろう長沙王・司馬乂だったりします。まだ若い長沙王に深い魂胆がなかったと思われますが、本当、八王の乱の複雑さは本当異常ですね。
東海王に悪者になってもらって、なんとか、理解しやすくしようとした酉陽野史の苦労が忍ばれますな。
もっとも、史実の方の長沙王は、小勢力ゆえに洛陽がいたわけで、新野王・司馬歆の方が大勢力ではあったりします。表面上の実力と、実際持っている実力(トップの才覚や持っている精鋭)のアンバランスがまた、認識の違いを呼び、混乱を生んだのでしょう。
作者からの返信
こんばんは。
ご教示ありがとうございます。
> 誰有ろう長沙王・司馬乂だったりします。
これをそのまま書くと、「登場人物全部悪人」状態になるので、読者は混乱するでしょうね。しかし、『晋書』など史書によるとそうなるのであれば、何を以てそういう行動をしたか、という点を明確にできるとよいのですが。誰かチャレンジしてみないかな(他力本願)。
> 新野王・司馬歆の方が大勢力ではあったりします。
『續三國志』では小物風に描かれていましたが、司馬懿の孫、司馬駿の子ということで毛並みはよいのですね。この辺りは通史を一回丸呑みしないと見えないところだからなあ。。。いずれはやりたいですが、今は更新に集中ですね。