一気に読ませていただきました!
主人公の望むものが最初に示されていたことで、物語の構造上もしやとは思いましたが、ラストで思わずため息が出ました。
この物語の瞬の境遇から『天使のくれた時間』と劇中にもありました『バタフライエフェクト』の二つの映画が頭をよぎりながら、どちらへ傾くのか読み進めてました。
切ない物語ではありますが、一度死を望んだ人間が、その命をどのように使って大切なもののためにもがくか、そのもがきを瞬の中にみられて良かったです。素晴らしい小説を楽しませていただきありがとうございました!
作者からの返信
バター猫さま
ツイッターでもコメントを頂きありがとうございました。最後まで読んでいただき、あらためて御礼申し上げます。
”もしあの時、あの場所にもどれるのなら……” そんなふうに思うこともあると思います。でもそれが現実になるとどうなってしまうのだろうか……、そんなことを考えながら書いてみました!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
こんなにも先の気になる物語は初めてでした。平面的ではない、かといって立体的というよりも四次元的に広がるこの物語は、一つの世界としてとても魅力的でした!
自分が生まれる前の時代の話でしたが、丁寧な描写のおかげで、あたかもその時代に生きていたかのような感覚に浸ることが出来ました。
誰かを好きになった時の甘酸っぱくも、単純でないあの感覚や、生きるということに対する考え方。そして、死に対する感情の変化は、読んでいて共感するものがいくつもありました。
上手く言葉に出来なくてすいません。伝えたいことがたくさんありすぎて、まとめることが出来ませんでした。ただそれくらい、自分はこの作品が大好きです。
読んでいて最高に楽しかったです!ありがとうございます!
作者からの返信
新成さん。最後まで読んでいただきありがとうございました。コメントやレビューまでいただき感激です。
運命に抗って、もう一度過去をやり直したい、そう思うことは少なからずあるかと思います。ただ、そうなった時に、どんな困難があるのだろう……、そんなことを考えながら書きました!
今更ですが、完結お疲れさまでした。
今の知識を持って、あの頃の初恋をやり直せたら、きっと上手くやれる…。そういう考えが思い上がりなんじゃないかと気づかせてくれた作品でした。
誰かを救おうとすることが、もっと総体的な、ファンダメンタルズな世界の中で、相手を思いがけない不幸に導いてしまうこともある。その残酷さをヴォネガットは「非道さとか邪道さとかではなく〜」と表現したんでしょうね。
それでも、愛する人と共に生きていたいと思うこと、相手に幸せになってほしいと願うこと。その儚さ、美しさを感じた結末でした。途中、精神医学だけでなく、記号論や存在論などをさり気なく織り込んだ深い展開があるからこそ、最終話の城戸のシンプルなメッセージが心に突き刺さりました。
作者からの返信
純太さん、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。コメントや★までつけていただき、感激です。
もう一度あの時をやり直したい、そう思うことは多々あるかと思いますが、それでも人は自分の選択について、後悔を交えながらもそれなりに生きていけるのだと思います。
記号論や言語哲学にはとても興味があり、物語にもそのエッセンスを少し入れたいなと考えていました。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
完走おめでとうございますヽ(●´▽`●)ノオメデトォー!!
お疲れ様でした<(_ _)>
タイムリープものはどうしても理屈っぽくなるので、読者をつなぎとめるのが難しいです。かと言って、説明部をお座なりにすると、真面目に読んでいた方から「???」が出るので、設定はキッチリ押さえる必要があります。裏設定までしっかり考えたうえで、見せ方を工夫するのがいいのかな……と言いながら、難しいですね。
改めまして大作の執筆、お疲れ様でした""ハ(^▽^*) パチパチ♪
評価させてもらいます☆彡
作者からの返信
RAYさん、ありがとうございます!最後まで読んでいただき光栄です。また貴重なコメントもありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
続きが気になって一気に最後まで読みましたけど、ラストが衝撃でした。
悲しい終わりですけど、懸命になって運命に立ち向かった上での結末なのでちゃんと受け止めたいですね。
生きたいという事の意味を教えてくれた作品でした。
作者からの返信
無月さま
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この物語は、個人的にいろいろと思い入れのあるお話で、最後までお付き合いいただけて、とてもうれしいです。またお星様までありがとうございました。
生きるとはどういうことなのか、単に死ぬことがダメで、生きることが良い、みたな思考停止に飲まれそうになる現代社会ではあります。どんなに苦しくても前に進まなければいけない、みたいな価値観が、時に人をさらに苦しめることもあります。
それでも希望を探しながら前に進んで行けたならと、物語を書いていて思いました。