第2話 私と私たちがいる
何故か私の目の前には私がいる。
なぜ?
どうして?
あなたは誰?
…私は…私よ。
違う‼私は私!!
え?
何で?
いや、私は…
え?
何で分かるの?
え?
その瞬間。私が私にキスをした。
何が起こったか分からないけど、私がキスわしてきた。
何なの?
あなたは本当に私なの?
え?
死ぬのは、もったいない?
だって!!
え?
私だらけなら…?
もう一人の私はいきなり、私の手を引いて屋上へ案内した。
そして、地上を見てほしいと言われ、下を除くと、大量の私がいた。
千、万、いや、数えるのが恐いくらい、私がたくさんいた。
な、なんなのこれ?
そしたら、私の部屋にいた私が近づいてきた。
世界が私だらけなら、争いもない。
テロもない。ずっと平和に暮らせる。
そっか、そしたら、確かに平和かもしれない。
すると、屋上にもたくさんの私が私を求めてやってきた。
そのまま、私は私の群れに紛れていった。
大量の私はさらに私を求めて、さっき見たよりも私の数は増えていくばかり。
それでもいい。
やってきたんだ。
争いのない。
平和な世界に。
今日も、私は私たちと暮らす。
無限に増える私たちと。
そこに私がいた。 アクティブ @is1296
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