それはわたしが幸せになるための

第10話 幸せってわかんない

最近は自分のことばっか、です。

昔は上司のためにとか、好きな人のためにとか、お仕事もプライベートもそれなりにやってきたつもりなんですが、改めて考えてみるとわたしの性格のせいなのかみんなに搾取されてばっかりで、なにひとつわたしにいいことは返って来なかったんだなっておもいました。

それでもやっぱり誰かのために生きるって素敵なことだとおもいます。

世に言う普通ならば、結婚して、配偶者や子どもができるから、自分の外側のことまでやらなくちゃいけなくなって、それはそれで幸せなのかもしれない。

幸か不幸か、わたしにはまだ縁のない話、ないし異世界の話なのだが。

いま、COVID-19の感染拡大もあって、よけいにひとりでいることが多くなって、自分の欲求を見つめ直している気がします。

本当に欲しいものはなんだろう？

なんのために生きて、働くのか、整理しはじめている気がします。

自由すぎて逆にやることがない。昔、やりたかったゲームとかをやっては見るものの、もうそれで心から楽しむステージにはいないのかもしれません。

あと、優先順位が健康に傾いてきている。

筋トレは別にしたくないけれど、健康でいたいし。美味しいものをたくさん食べたいけど健康でいたいし。

とはいえ、心身ともに健康である状態がどのようなものなのかわかんないです。

たぶん、いままでそんなこと考える暇もないくらい忙しかったのかな。

自分を幸せにしてあげられるのは自分だけなので、なんとか助けてあげたいのだけれど、その自分のことがわかんないから、難しいんだよね。

自分のテンションがあがるものをこの世界で見つけ出せたなら、それこそ幸せなんじゃないでしょうか。