人類の安息か、神々の安息か。
- ★★★ Excellent!!!
神々が安息を手に入れる施設が舞台。ニホンオオカミの神とドードーの神は、いつか人類の神に抗議しようと話していた。そこに、洗濯板の神がやってきた。そう、ここは、人間に忘れられた神々が集っていたのだ。
そして、新たな神がまたやってきた。彼は若かった。つまり、新型の神だった。それなのに、人間は彼を一度しか使わずに、廃棄したのだ。
さて、彼は何の神だったのか?
人類の休息と安息。神々の休息と安息。
それは互いがもたらすものなのかもしれない。
視点が面白いこの一作。
是非、御一読下さい。