あとがき
しょうもない話ですみません。
この話は以前に書いた、「クリスマスイヴの甘い夜」と対をなす話として書きました。
さて、その前作を読んで下さった方はもうお気づきかもしれませんが、今作も筆者の実話が元になっています。
ケーキを貰えるとぬか喜びし、貰えないことにショックを受けた派遣社員の会話はほとんどそのまま使っています。
ケーキが貰えるから辞めずに続けてきたと言っていた彼は、次の年に辞めて行きました。
さすがにケーキだけが原因では無かったでしょう。けど、去り際に言っていたのが「ケーキもくれない会社に残っていても仕方がない」でした。本当です!
その時はクリスマスからだいぶ経っていましたけど、根に持っていたのですね。まあ自分も似たようなものでしたけど。
翌年からケーキは自分で予約するようになりました。
ちなみにW田アキ子さんについては自分の体験談ではなく、そういう経験をした人がいたという話を聞いて使わせていただきました。
ケーキを貰えなかった事も、W田アキ子さんの事も、このような悲劇が二度と起きない事を祈ります。
ここまで読んで頂いていてありがとうございます。皆様には素敵なクリスマスが訪れますように。
クリスマスイブの夜は甘くない 無月弟(無月蒼) @mutukitukuyomi
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