No,14 『砂粒』

僕は君が好きで 君も僕が好きで  って

最初からそうじゃないでしょ?

どちらかひとり様の一方通行が 無理矢理成立したんだろう


僕の君に対する 弱共依存症の愛が

負けじと育ち始めたけど

君から貰う 莫大な熱意に やられて弾けました


ヴェロッキオはその時 筆を折った

その意味が この僕にも分かったよ


一極点で不安定に揺れる 愛すべき戦争 La La

星の数ほど散りばめられた嘘から 君を見つけた

声を失くすくらいまで 僕の全てを使い切りたい

時が 愛を終わらせる前に

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この詩にメロディをつけてください 文部 蘭 @Dr-human

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