第六章 炎の道

第六章 炎の道(1)


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「あなたにミナスティア国へ行って貰いたいのよ、ディオ。私の名代みょうだいとしてね」


 《星の子》の言葉を聴いたトグルは、わずかに眼を細めたが、それ以上、体も表情も動かさなかった。

 オダは、そんなトグルと涼しい顔のルツを交互にみて、ごくりと唾を飲んだ。


 トグル達がシェル城下の街へ到着して三日目。この間、〈黒の山〉の巫女たちは、キイ帝国からやってきた隊商カールヴァーンとラーダを含む街の代表と、話し合いをしていた。オダは内容を知っているが、トグルに報せるのは初めてだ。


 あるじ不在の鷲の家で、南西につくられた葡萄棚の下の露台にあつまり、彼等は食事をしていた。ルツとマナ、トグルと若長老ジョルメ、セム・サートルと雉、ラーダとオダ、鷹と鳶と鳩に、手伝いに来たミトラとエイル、キノとロンティもいて、実に賑やかだ。十五人分の食事のために、トグルは羊を一頭提供した。キノの両親が魚を分けてくれ、鷹と鳩はナン(薄焼きパン)を大量に焼きあげた。干し葡萄と羊肉入りの炒め飯プロフ、豆のスープ、〈黒の山〉の肉饅頭モモ、桃と無花果、乾酪チーズ葡萄酒サクアもならび、絨毯の上はちょっとした宴会のようだった。

 子ども達には、なんといっても焼いた羊の肉カバーブがご馳走だ。葡萄棚からふりそそぐ緑の木漏れ日の下、かれらは露台の端にならんで坐り、小さな足を揺らしつつ骨付きの肉をしゃぶった。口のまわりの頬と手指が、肉の脂でてらてら光っている。

 

 ルツの向かいに胡坐を組んだトグルは、淡々と問い返した。


「もとよりワシを捜しに行くつもりですが……名代たれ、とは」

「ニーナイ国を通過する大義名分をあげましょう、と言っているのよ、トグル・ディオ・バガトル。いにしえの契約では、〈草原の民〉がエルゾ山脈を越えて南へ入る権限はないわ。もね」


 雉は不安げにトグルを見遣ったが、彼の仮面のような無表情は変わらなかった。

 ルツは乳茶をひとくち飲んで続けた。


「私は隊商カールヴァーンとともにリタ(ニーナイ国の首都)へ行き、ミナスティア国支援の協力を要請するわ。ナカツイ王国と疲弊したヒルディア国だけでは、かの国を支えきれない。あなた、行って何とかして頂戴」

「……それが条件ですか」


 ちょっとそこのナンが焼けたから裏返して、と頼むような気軽さに、トグルの低い声がいっそう低くなった。碧眼が翳り、やや憮然としているようにオダには見えた。


「他国の政治まつりごとに干渉せよ、と?」

「ミナスティア王家は滅びたのよ。政治まつりごとなんてないわ」


 ルツはきっぱり告げた。雉とミトラは鷹を気遣ったが、《星の子》は遠慮しなかった。


現在いまのあの国は、身分制度をなくそうとする勢力と旧体制を維持しようとする勢力が対立して、混乱している。熱病にも難民にも、対応できない状況よ。このままでは、犠牲が増える一方だわ」

「…………」

「誰かが仲裁し、新しい国の体制を築く手助けをしなければ……。知識と経験と政治力をもつ、あなた以上の中立者がいる? ディオ」

「貴女ではいけませんか」

「言ったでしょう、私は〈草原の民〉と同じで、かの地に適応していない。マナもよ」


 トグルは胸の前で腕を組み、眼を閉じて考えこんだ。セム・サートルとジョルメが顔を見合わせる。

 雉がそっと口添えした。


「おれも行くよ。政治は判らないけれど」


 トグルは横目で彼を見た。雉は肩をすくめた。


「鷲とおれが揃っている方が、お前は安心だろう。熱病が相手なら、出来ることがあるかもしれない」


 雉はやわらかく微笑んだ。晴れ晴れとまではいかないが、自らを繋ぎとめていたものを断ち切った表情だ。

 ルツは彼をみつめた。冬の夜空のように澄んだ眼差しを受け、雉は頭を掻いた。


「おれには世界を変えられないから、そういうことは鷲とトグルに任せるよ。でも……欲張って千の望みを掲げ、その全部が叶えられないからと投げだしていたら、何も残らないだろ?」


 トグルは、ぴくりと片方の眉を動かした。雉は、自嘲気味に唇をゆがめた。


「ひとつだって、一に満たなくたって、これは奇跡なんだ……」


 トグルは不審げに眼を細めたが、やはり黙っていた。

 オダ達には意味の分からない会話だったが、ルツはふふと微笑んだ。新雪のように白い頬に、ほんのりと紅が差す。


「先に行っていて頂戴。すでに、ナカツイ王国には支援を要請したわ」

「え?」


 眼をみひらくオダに、《星の子》は平然と告げた。


「エツイン=ゴルにね。あのひと、今はもう立派な御用商人よ」


 雉は、「まったく、人が悪いよな」 と言いかけて言葉を呑んだ。もしかして、ルツは全て知っていたのかもしれない……。

 トグルも思うところがあったのだろう、眉根を寄せ、葡萄酒の入った陶製の器を手に取った。あおるように飲み干し、部下に声をかける。


「ジョルメ、聴いているな」

御意ラー

「草原から、何が出せる?」


 トグル腹心の若長老は、やや吊り目の黒い瞳をくるりと動かし、きびきびと答えた。


「岩塩です。今の季節なら羊毛、駱駝の毛、毛氈フェルトの生地と糸。絨毯と牛馬の皮革と、鉄製の鍋や農具も用意できます。馬乳は日もちしませんが、乾酪チーズと干し肉、塩漬けの肉と磚茶たんちゃ(方型に蒸し固めた茶葉)、葡萄酒サクア蒸留酒アルヒなら可能です。今年の麦の収穫がどれほどかは、帰って調べなければ分かりませんが――」

「嬉しいわ。塩は絶対に必要よ、人間にも家畜にも」


 乳茶の碗を両手につつみ、《星の子》は微笑んだ。


「住むところを失った人々に、毛布は有難いでしょう。食糧はもちろん、蒸留酒があれば消毒に使えるわ」

「ユルテ(移動式住居)も何張か欲しいな。あれ、病人の治療をするのに、便利なんだよ」


 すっかりやる気になった雉が注文をつけ、マナと頷き交わした。


「薬をたくさん持って行こう。ちょうど、用意したのがあるんだ」

承りましたラー


 ジョルメが几帳面に頷くと、ラーダが続けて言った。


「ニーナイ国からは麦と米、豆などの基本的な食糧と、食器、衣類などが提供可能です。人手は交渉次第かと」


 ラーダは、もの言いたげに沈黙しているトグルに説明した。


「私が《星の子》とともにリタへ向かい、話をつけます。キイ帝国の隊商カールヴァーンとニーナイ国の者で、物資を運びましょう。草原のみなさんが用意して下さったものも」


 〈黒の山〉とナカツイ王国、〈草原の民〉とニーナイ国、キイ帝国の隊商カールヴァーンもミナスティア国のために協力するという話に、オダは興奮を隠しきれなかった。

 鷹は褐色の瞳をきらめかせ、息を詰めて聴き入っている。

 トグルは冷静な態度を変えることなく、《星の子》に向き直った。


「……貴女は大丈夫なのですか? 我われと同じなら、リタ(ニーナイ国の首都)でも影響は免れない」

「ええ、私はリタが限界。マナはここに残ってもらうわ」


 ルツは長い睫毛を伏せ、銀鈴のような声を抑えた。


「あなたが今の状態でなければ、止めているのよ、ディオ……。エルゾ山脈より南は、生きづらい世界。鷹や鳩のように『変化した者』にとっても」


 あらゆる迷いと苦しみを鎮めて静寂を守る聖湖マナサロワールのように深い眼差しをトグルにあて、《星の子》は囁いた。


「気をつけて。カナストーラ(ミナスティア国の首都)に嵐が来るわ。高潮も……。確かめていらっしゃい、『変わる』ということの意味を」


 トグルは無言で身を屈め、一礼した。



「それでは盟主、私は他の者を連れ、至急本営オルドゥへ戻ります。長老会にはかり、オルクト安達アンダ族長妃トグラーナにご報告します」


 ジョルメが提案し、トグルは重々しく頷いた。ルツは満足げに乳茶チャイを口へ運び、鷹はほっと息を吐いた。

 ジョルメは続けてキイ帝国の青年兵に声をかけた。


「セム・サートル、盟主の護衛を頼んだぞ」

「は」


 サートルは四角い顎を引き、ごく短く答えた。あらためてトグルに頭を下げる。

 オダが勢いこんで片手を挙げた。


「ぼっ、僕も行きます! ミナスティアへ。ご一緒させて下さいっ」


 トグルは青年を一瞥したものの、何も言わなかった。ラーダは息子の気持ちを承知して頷いた。

 雉は、手にした乾酪チーズ入りのナンを割いた。


「鷹ちゃんは、どうする?」


 鳶を膝に抱き上げて手についたあぶらを拭っていた鷹は、雉の問いに視線を上げた。


「わたし?」

「そう。鷲とシジンを捜しに、一緒に来るかい?」


 トグルも興味をひかれたらしく、食事の手を止めて彼女をみた。一同の視線が集中する。

 ミナスティア国の元王女は、項垂れた。


 ――記憶を取り戻した時から、レイは己を責め続けていた。

 彼女のために、シジンは片方の腕を失った。テス=ナアヤをはじめ大勢の仲間が命を落とし、鷲は幼い我が子を置いて旅立った。彼等を想うたびに胸がきしむ。

 トグルを迎えて軋みはいっそう強くなった。彼に比べ、自分は何と卑怯だったことだろう。

 怯むことなくトグルを送り出した隼――説明されたわけではなく観たわけでもなかったが、彼女が躊躇わなかったであろうことを、鷹は欠片も疑わなかった。どんなに離れていても互いの心の在り方を疑わない二人を観て、己を省みれば、胸を裂かれる心地がした。

 記憶をなくしていた鷹には、彼への恋心が全てだった。鷲は亡きひとへの想いを整理して、彼女に向き合ってくれた。愛してくれた……。レイの記憶に呑まれていた期間も、現在も、彼女のために悩み、闘ってくれている。

『わたしは、鷲さんに何をしてあげられただろう……』


 沈黙が場をひたした。彼女の傷心を知る鳩とミトラも、声をかけられない。重苦しい空気を怪訝に感じた鳶が、母を振り向いた。


「ふぁーま(母さん)?」


 長い髪に隠れた顔を、首を傾げて覗きこむ。


「ふぁーま、あのね。だいじょーぶ?」


 泣きたい気持ちが胸にあふれて、鷹は娘を抱き寄せた。栗色の髪を撫で、小さな頭を胸に押しあてる。鳶はなぜ母が急に泣き出したのかが判らず、きょとんと緑の眼を瞬かせた。

 雉はオダと顔を見合わせ、それからトグルを見遣った。草原の男の幼子をみる眼は、この上なく優しい。

 やがて、鷹は面を上げ、手の甲で涙を拭いた。


「雉さん。トグル、オダ。わたしは、ここに残るわ」


 娘の表情を確認して、鷹はぎこちなく微笑んだ。褐色の瞳はまだ濡れていたが、努めて明るい声音で言う。


「鳶と一緒に待っているって、約束したのだから。鷲さんと」

「……うん。それがいいよ。早く帰れって、あいつに伝えておくよ」


 雉はうなずき、くしゃっと鳶の髪をかき撫でた。童女は嬉しそうに雉を見上げた。

 ルツはラーダと視線を交わし、平静に食事を再開した。かつて国を捨てたレイ王女がミナスティアへ戻るのは、シジン=ティーマと鷲の希望ではないだろう。鷹の決断を歓迎こそすれ、反対する理由はない。

 鷹にはトグルの表情は読めなかったが、緑柱石の瞳は肯いているようだった。その奥の、隼は。

 それでいいのだと……。


 その時、

「あたしが行くわ」


 話の成り行きを見守っていた鳩が、突然立ち上がった。自分の胸に片手をあて、宣言する。


「鳶と鷹お姉ちゃんの代わりに、あたしが、鷲お兄ちゃんを探しに行く!」


 鷹とオダは、驚いて彼女をみた。雉も普段ほそい眼をみひらく。

 トグルは飲みかけていた葡萄酒サクアを噴き出しそうになり、恐ろしいものでも見るような目付きになった。オダにそう思えたくらいだから、余程ギョッとしたのだろう。口を拭った手で顔を覆い、そのまま頭を抱えてしまった。

 サートルとジョルメが、互いを見る。

 鳩は一同の反応にうろたえた。


「何よ。いけない?」

「ううん。でも……」


 鷹は言いよどみ、ラーダを見た。神官は『仕様が無い』という風に肩をすくめた。

 雉はトグルを気遣った。安全とは言えない旅だ、オダと自分が武器を持たない以上、トグルの気苦労が増えるだけではなかろうか。何しろ、相手は鳩だ。

 オダが抗議の声をあげた。


「お前、冗談も休み休み言えよ」


 鳩は唇を尖らせ、片手を腰にあてて胸を反らした。


「どうして、オダが反対するのよ。鷹お姉ちゃんに声をかけたんなら、あたしが行ったっていいでしょ? 雉お兄ちゃん」

「……まあ、それはそうだけどさ」

「鷹とお前は、全然違うだろ」

「ちょっと! どういう意味よ、それ」


 言い争いを始めるオダと鳩を、セム・サートルは半ば呆れて眺めていた。俄然、場が賑やかになったので、鳶はきらきら瞳を輝かせた。

 二人の掛け合いがいつまで経っても終わりそうにないので、雉はトグルに判断を仰いだ。


「どうする?」

「……好きにしろ……」


 抵抗する気力を失った声だったが、鳩は歓声をあげた。


「やったー! ありがとう、トグル! 仕度しなくっちゃ」


 いそいそと身をひるがえす彼女を、雉は苦笑しながら見送った。その隣で、トグルは深々と嘆息した。



          *



 男たちの仕度に時間はかからなかった。水と食料を補充している間に、鳩の準備もととのった。少女は編んだ長い黒髪を首の後ろで一つにまとめ、外套チャパンを羽織り、革製の靴を履いた。武器は帯びていない。

 問題は、誰が彼女と一緒に馬にるか、だった。

 トグルの神矢ジュベも、セム・サートルが隼に借りた葦毛ボルテも、『名馬』と呼ぶに相応しい頑強な馬だ。雉は鹿毛コアイを借り、駱駝ラクダに薬草と食料と水を載せた。オダが栗毛ゼルドゥも壮健で、若い娘が一人加わったところでどうということはない、はずなのだが、オダが彼女との同乗を露骨に嫌がったので、ここでもまたいさかいが勃発した。


 きゃんきゃん騒ぐ二人を尻目に、トグルは黙々と愛馬の背に荷物をくくり付けている。ラーダは、その広い肩に声をかけた。手には彼の剣が握られている。


「トグル殿……」


 両手で恭しく捧げられた剣を、トグルは無表情に見下ろした。群青に染めた牛革の鞘に、鷲獅子グリフォンの彫刻を施した黄金の柄が映えている。

 神官は改めて頭を下げた。


不束者ふつつかものですが、息子をお願いします。来て下さって、ありがとうございました。シジン殿と隼殿にも、よろしくお伝え下さい」


 なめらかに口上を述べる神官を、トグルはじっと見詰めた。かわいた真冬の荒野を見据えているような昏い瞳を見返して、ラーダは微笑んだ。言い出さなければ彼は武器を置いて行ったのではと思えるほど、真摯な眼差しだった。

 トグルは瞼を伏せて言葉を探していたが……結局、何も言わずに帽子を脱いだ。丁寧に一礼する。

 頭ひとつ以上背の高い男が、こちらの目線より低くこうべを垂れるのを、ラーダは複雑な気持ちで見守った。嬉しくもあり物悲しくもある。もっと早く話し合えていれば……という想いが胸を刺した。

 それは、トグルも同じだろう。

 サートルとジョルメが姿勢を正し、あるじならって頭を下げた。ラーダはわらって首を振り、彼等を促した。


「道中、お気をつけて」


 トグルは無言で剣を受けとり、腰に佩いた。

 ミトラがエイルを抱いて見送っている。ルツと、鳶を連れた鷹、マナもいる。トグルは彼女たちへ会釈すると、帽子をかぶりなおして黒馬に跨った。ラーダは数歩後ろに下がり、彼等に道を開けた。

 鳩とオダは口喧嘩を続けていた。仲が良い所以と知っているので、誰も心配していなかったが……。雉は、馬上からトグルに肩をすくめて見せた。

 トグルは、ハァ、と嘆息した。


「だいたい、オダはねえ――」


 台詞の途中で蹄の音に気づいた鳩は、眼をまるくした。冷たく輝く緑柱石ベリルの双眸が、彼女を見据えていた。黒衣に包まれた左腕が、少女の眼前に伸びる。

 『え?』

 鳩の足が、ふわりと宙に持ち上がった。

 無造作に片腕で抱き上げられ、鳩の身がかしいだ。思わずしがみつく彼女を、トグルはひょいと自分の前に座らせた。ラーダとミトラ、キノとロンティが、こちらを見上げている。ルツが微笑んで手を振った。

 鳩は呼吸を止めた。


「行くぞ」


 トグルは、呆気にとられているオダに声をかけ、愛馬ジュベの首をめぐらせた。艶やかな漆黒の毛皮におおわれた筋肉がぐうっと盛り上がり、トグルと鳩を運び始める。

 骨張った男の手が自分の腰を支えている。編んだ黒髪が頬に触れ、息遣いが間近に聞こえて、鳩は全身が心臓になったように感じた。


「いってらっしゃーい!」


 鳶の甲高い声が、雲ひとつない青空に、のびのびと響く。

 鷹は娘と手を繋ぎ、今は顔を上げて彼等を見送っていた。





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

鳩:  『トグルと一緒だなんて。どきどき』

オダ: 「こら、鳩。どさくさ紛れに族長にくっつくな。離れろって」

トグル:「……これは何の罰ゲームですか、《星の子》」←面倒くさい。

ルツ: 「おほほほほ。頑張ってね」



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