私は少年と

 あの後、老人は言った。

「幽霊となっても、でるようじゃが」


 どん底へ

落とされてしまった。


きついですよ。








 私が見つけた手帳は、ここで終っていた。

パタン、と閉じて。


「部隊、撤収」

と、命令。


その場をあとにした。

その後、事故現場を訪れた者はいなかった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私は少年と (旧 Arashino Yoruno Shounen) @yoshipTp

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ