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2019年7月15日 22:40
なるほど。世界が荒れた時に、人々の心を一つにするための「悪役」という発想はすごいですね。また、世界が「滅びるもの」としてとらえているのも、深い。ただ、「滅びるのは人間」なんですよね・・・。世界は生き残る。そして、この物語を「読者の興味」という正義をもって図る人も出てきて、ますます混沌に拍車をかけています。いい意味で。とは言ったものの、今の世の中、自分以外は「消費される物語」になっているのをチクリと風刺!?私でさえ陥りがちですが、ネットやメディアの向こうにいる人は、「情でつながった人間ではない」=「だからどんな不幸が訪れようとも他人事」という錯覚をついているような気がいたします。そんなことは絶対ないのに・・・。
作者からの返信
混珠という世界の魔族に関する世界法則、そしてファンタジーそのもの、この逆襲物語ネイキッド・ブレイド。それらの中で、善悪の対立とそれが前提となる世界の不完全性について、これもまた要素のひとつになりつつあり、それに対抗してどう描いていくか、悩ましくも検討し健闘を誓っております。件の別のメタ観点からの意見をぶつけてくる奴は、そんな「物語としての主題を定める事とそれによるヘビーな展開」「主人公側の敢闘」「互いに凌ぎあう事によるハードな戦い」を纏めて斬って捨てに掛かるという意味で、作品内に対しても作品外に対しても二重に風刺的であり、面白くはありますが危険なキャラでもあり、制御を頑張って書いてまいります。そしてまさに「他人事」については、別の陣営の人間、敵味方の間での情は、このネイキッド・ブレイドでもここまで書き進めて第二章前半で描いたことのよりシビアな再話として再び濃密になっているというところでもあり、そこらへんの問題も書いていければと思っております。「世界は滅びるのか」と絡めて。今回の場合「人間世界が滅びる」にやや近い感じになっていますが、「始まった宇宙も何れ終わるという現実の物理法則そのもの」をそれと重ねたイメージもあって。ここに第一章の再話と異世界転生というジャンルそのものに関する個人的な結論も絡めつつ、最後のテーマを打ち立てていきたく思います。頑張ります。
なるほど。世界が荒れた時に、人々の心を一つにするための「悪役」という発想はすごいですね。
また、世界が「滅びるもの」としてとらえているのも、深い。
ただ、「滅びるのは人間」なんですよね・・・。世界は生き残る。
そして、この物語を「読者の興味」という正義をもって図る人も出てきて、ますます混沌に拍車をかけています。いい意味で。
とは言ったものの、今の世の中、自分以外は「消費される物語」になっているのをチクリと風刺!?
私でさえ陥りがちですが、ネットやメディアの向こうにいる人は、「情でつながった人間ではない」=「だからどんな不幸が訪れようとも他人事」という錯覚をついているような気がいたします。
そんなことは絶対ないのに・・・。
作者からの返信
混珠という世界の魔族に関する世界法則、そしてファンタジーそのもの、この逆襲物語ネイキッド・ブレイド。それらの中で、善悪の対立とそれが前提となる世界の不完全性について、これもまた要素のひとつになりつつあり、それに対抗してどう描いていくか、悩ましくも検討し健闘を誓っております。
件の別のメタ観点からの意見をぶつけてくる奴は、そんな「物語としての主題を定める事とそれによるヘビーな展開」「主人公側の敢闘」「互いに凌ぎあう事によるハードな戦い」を纏めて斬って捨てに掛かるという意味で、作品内に対しても作品外に対しても二重に風刺的であり、面白くはありますが危険なキャラでもあり、制御を頑張って書いてまいります。
そしてまさに「他人事」については、別の陣営の人間、敵味方の間での情は、このネイキッド・ブレイドでもここまで書き進めて第二章前半で描いたことのよりシビアな再話として再び濃密になっているというところでもあり、そこらへんの問題も書いていければと思っております。「世界は滅びるのか」と絡めて。今回の場合「人間世界が滅びる」にやや近い感じになっていますが、「始まった宇宙も何れ終わるという現実の物理法則そのもの」をそれと重ねたイメージもあって。
ここに第一章の再話と異世界転生というジャンルそのものに関する個人的な結論も絡めつつ、最後のテーマを打ち立てていきたく思います。頑張ります。