・第四十五話「復古物語ラストマーセナリー 野望の異端」

・第四十五話「復古物語ラストマーセナリー 野望の異端」



「よく来たな」


 連合帝国帝龍ロガーナン家四兄妹長男、第一帝龍ロガーナン太子ギデドス・マテラ・シュム・アマトは、その帝というより武将じみた、豪奢な帝宮の一室よりは戦場の似合う顔にそう言って豪快な笑みを浮かべて。


「だが、呼んだより数が多いんじゃないか?」

「それは……」


 そして軍を愛する太子であるという風聞だが、正に兵隊じみた粗っぽい口調でギデドスは出迎えた相手に問うた。


 その問いに出迎えられた相手、最近の激しい戦いぶりは聞き及んでいる、詳しく話が聞きたいと招かれた自由守護騎士団団長、騎爵ユカハ・シャラ・ミティアニクは僅かに口ごもった。


 〈戦争戦災対策国際会議〉について、ナアロ王国について、新天地玩想郷ネオファンタジーチートピアについて、そして真竜シュムシュについて。様々な事に関する政治的滞りについて、埒を開ける機会を掴む為にも招きに応じたが。辺境諸国では一廉の地位ある貴族で辺境諸国は歴史的に連合帝国に対し自主独立を宣言しているものの、それでも尚、帝龍ロガーナンというものの権威はユカハ一人にはどしりと重い。そんな相手に自分が一人、会って話をしたいと呼び出されたのに……今彼女は実際一人ではないのだから。


「なぁに、細かいこと気にすんなよ太子様。帝龍ロガーナンってな人類国家の継承者を号してるんだろ? だったら、器をドンと広く持たなきゃ」

「な、名無っ!!」


 それ故に雑な相手の口調にも畏まっていたユカハだったが、その雑なギデドスの問いに、ユカハではなく問いの種そのものが反応した。


 そこらの冒険者や村人相手そのままのざっくばらんというか若さからすれば相手によっては不遜すれすれ、帝族相手では不遜120%の口調で語る同行者、少年傭兵団〈無謀なる逸れ者団〉団長、名無之権兵衛・傭兵・娼婦之子ジョン・ドゥ・マーセナリー・サノバビッチの団名どおりの無謀行動にユカハは目を白黒させて咎めるが、名無ナナシはそれにあえて答えず。


「……私達の事は護衛と、ご理解頂きたく存じます」

「如何にも、その通りでございます。騎士団と共に戦い、共に守り会うと雇用された身でありますれば」


 動転するユカハに代わりもう一人の同行者、現在自由守護騎士団副団長を勤める騎士フェリアーラ・スィテス・タムシュロスが補足した。実際ここに至るまでに幾人もの衛兵にすれ違ったし、剣を預かられているし、部屋のすぐ外にも衛兵はいる。こちらだけ護衛無しは不公平と言えなくも無い。そして直後に一転、そのフェリアーラの言葉に乗っかる様にして名無ナナシは急に口調を儀礼的に改めて典雅な仕草で一礼し。


「太子殿下にあられましては気さくなお声かけ、気取らない対話をご所望とご推察致しましたが」


 そのまま、そう続けた。


(小癪。だが、中々)


 ギデドスはその意図を即座に理解した。生来政より戦が好きだが、政も戦も場全体の状況と相手の意図を読む事は同じ、すなわち政も苦手というつもりはない。


 要するにこの少年はこう言っているのだ。そちらがざっくばらんに声をかけた以上、我が主君にへりくだらせる事を強いさせはしない、と。


「もし、そうではない、俺はこの口調だがへりくだれとお前の主君に強いたらお前、どうする? この場で何が出来る?」


 承知の上でギデドスは踏み込んだ。ここで鷹揚に許し、誉め、流せばむしろユカハの心を掴もうとするならその方が良いだろう。


 だがあえてギデドスはそうしなかった。それは彼自身の在り方スタイルであり、そして同時に眼前の少年に対して抱いた感覚を確かめる為であった。


「俺は美しい善良なものを守ると誓い、その為に醜きと悪しきと戦い、醜悪の代表である傭兵を滅ぼすと誓った身」


 そのギデドスに対し、名無は答えた。背筋を伸ばし、まっすぐにその顔を見て、視線を合わせた。男と男の視線がぶつかり合った。


「俺の忠誠はユカハに捧げた。王神アトルマテラ信徒でなし、帝国臣民でなし、まして連合帝国が豪語するとおりに人類を束ねていれば、傭兵が戦争を恣にして俺の母を犯す事もなかった。つまり、仕える義理も敬意を払う義理も、するかしないかは状況次第としても仮に敵対し戦う事になったなら殺めない道理もない訳だ」


「っ!!」


 GRAP!


 帝龍ロガーナンなど知った事かと、殆ど宣戦布告に等しい名無ナナシの発言。同時ギデドスの逞しい手が名無の喉首を掴んでいた。太子でありながら戦場に顔を出し反徒を手づから斬る事を好むその腕力であれば圧し折る事も出来るだろう。武器は預かられ丸腰、部屋の四方には魔法装備が、賊が魔法を帝龍ロガーナン一族に投射すれば即座に防御魔法を自動発動するように仕掛けられていた。


「出来る心算かどうかは知らんが、ここで死ぬのがお前の望みか?」

「中々やるね、殿下。そこらの傭兵隊長や魔族よりずっと強い……死に場所については、ここじゃないね。それは殿下もそうだろ?」


 しかし、名無の首を掴んだ間合いは、ギデドスの想定した間合いよりずっと近かった。同時に名無が踏み込んでいた。踏み込んだ足は膝を振り上げればギデドスの睾丸を蹴り砕ける間合い、伸ばした手は高く掲げれば片方が眼球を抉れる間合い、そしてもう片方の手がギデドス一人が一方的に帯びている剣の柄を掴んでその胴を薙げる間合いだ。名無の喉を掴んでいない方のギデドスの利き手でない方の手は、難しい選択を強いられる事になるだろう。


 故に二人はにやりと笑い交わし、お互いの気配を伺いながら手を離し、間合いを取って。


「ななな、何やってるの、もう!?」


 そして名無ナナシはユカハに怒られた。



 それはともかく。


「噂に聞いた以上に見所があったようじゃねえか。ところで、死に場所がここでないのは兎も角としてだ。傭兵根絶を掲げてはいたが、真竜シュムシュが出てこずユカハと出会わずだった場合、一体どうする心算だったんだ?」

「その場合、傭兵退治の依頼を受けるがてらで国内事情に付け込んで滅ぼせる辺境の国を幾つか見繕ってたからな。国盗りしてそっから戦で広めてく算段だった。ナアロ王国の真実について知った後じゃ中々厳しかったろうとは思うが、裏を返しゃナアロと欲能チートが傭兵の発生に関係がなきゃ、自力で全部やってたさ」

「そうか。他人の尻馬に乗るだけの漠然とした夢だけでかい馬鹿じゃねえか。ならば良し」


 むしろその後に問いを加え、その答えを聞き。名無ナナシを見定める心算であえて吹っ掛けて突っかかったギデドスは名無ナナシを気に入った様子でからからと笑ったのだが。


「気に入った。ユカハとフェリアーラと噂の真竜シュムシュ達、纏めて全員妻に娶りたいがどうだと言うのが本題だったが、お前も俺の稚児小姓にならんか、愛人的な意味で」

「「ぶーーーーーーっ!?!?」」


 相手からの本題は中々想定の斜め上かつこの前第二章似た様な話題を振ってきたガルンと比べて実に欲張り放題フルコース注文であった。自分達への欲望だったら流石に警戒していたユカハとフェリアーラだったが、名無ナナシにも行くという方向性は考えてなかったので改めて振る舞われた香草茶を二人揃って盛大に吹いた。


「愛人ね。それが主従じゃなくてお付き合いがしたいって事なら……うーん、まあ、割りきった仲なら考えてやってもいいぜ。殿下は中々ぶちこみ甲斐のある尻だ」

「「げほーーーーーーっ!?!?」


 そしてそれに対する名無ナナシの返事は不遜プラス卑猥プラス性的でもう、ユカハとフェリアーラは茶どころか色々なものを噴きそうな勢いで噎せ悶え。


「ちょ、手前てめえ攻める側性的な意味での心算かよ!?」

「前歴的にそういう方の仕込みをされてる奴も多いうちの団員達ン中でも、仲間内で確かめあったが俺が一番巧いぞ? 組み打ちの腕も今見せたしな。主導権をとられる覚悟があるんなら……」


 これには流石の第一帝龍ロガーナン太子も動揺するが、それを承知の名無は真顔でそのまま押し込んだ。すさまじいカオス。ちょっと男子猥談やめてくんないどころではない状況にフェリアーラも補佐不能な状況の中。


「いい加減にしなさーーいっ! (////赤面)」「「ぐわあーーーーっ!?!?」」


 赤面したユカハが戦闘中でもその筋力ないやろという火事場の馬鹿力でテーブルを茶器類ごと投げつけた。


 名無は吹っ飛んだ。ギデドスと一緒に。



 再び、それは兎も角。


「お前もお前で、形式ばったお人形じゃあないって事か。中々やるじゃねえか」

「はあ……」


 元に戻されたテーブルを改めて囲んでギデドスは笑い、それに対しギデドスにもテーブルをぶつけてしまって話題をおっぱじめたのはギデドスとはいえ巻き添えをくわせてしまったのは無礼というレベルではなく、しかしギデドスが別段気にした様子も見せないので、困惑した口調でユカハは答えた。


「すいませんが、その、お返事については……ええと、もうちょっと待ってください、もうちょっと……本当にこの子は……」


 ぐりぐりぐりぐり……


「あだだだだだだだ……」


 その手は名無ナナシを取っ捕まえて、ぐりぐりごりごりと拳を名無の頭に擦り当てる様にしてお仕置きをしていた。


 名無ナナシの組み討ちの腕前からすれば潜り抜けるのは容易い筈だが、さすがにやりすぎたと名無ナナシも思っているのか、おとなしく受けていた。


「後は頼んだわ、フェリアーラ」

「了解」

「え!? あ!? ぐえ、あひい!?」


 フェリアーラにパスされた時はさすがにちょっとこれ以上は、となって慌てる名無ナナシだが、魔竜ラハルムを退治した時にその血を受け竜術【魔竜ラハルムの膂力】を使えるようになったフェリアーラの腕からは逃れられず、よりシャレにならない関節技に悶絶する。


 その名無ナナシの悶絶声を背景に、ギデドスは対話を続けた。


「さて、お仕置きで時間を稼いでいる間、ずっと迷ってたようだが、さっきの下問のお返事如何に、ってな」

「っ……」


 気づいていたからギデドスは気にしなかったのだ、と悟るユカハ。怒りのお仕置きの半分は、返答に困っての時間稼ぎだった。いや、それ半分恥ずかしさや怒りとか色々それ以上で100%オーバーなところも大きかったのだけど。


「それは……その……」


 時間を稼いだが、それでも尚到底即答出来る話題ではなく、言い淀むユカハだが……少し百面相をした後、何とか絞り出す。


「少々、私達は人間関係が複雑でして、」「具体的には?」


 だが、ギデドスは更に割り込む程踏み込んで聞いてきて。


「……紙とペンを」


 口ごもったユカハは、やけっぱちな決意の表情でペンと紙を所望し受け取り。


 ギデドス

 |

 |→ルルヤ←ガルン

 |  ↑

 |→リアラ

 |   ↑

 |   名無←ミレミ

 |   ↑↑

 |→ユカハ|

 ↓    |

 フェリアーラ


「……その、矢印が好意等の感情の流れだと思って下されば……」


 そして上記のような図を書き上げて、耳まで赤面して俯いた。


「……………………ええと?」


 これには流石に五人纏めて妃と愛人にリアラ、ルルヤ、ユカハ、フェリアーラ、名無を所望したギデドスも複雑さに唖然。


こいつガルンこいつミレミは?」


 思わずざっくばらんを通り越して子供じみた素朴な口調で尋ねてしまう。


「ガルンのおっさんは落ちぶれて盗人してた所をルルヤの姐さんに昔シバかれて更正して以来入れあげて追っかけてる狩闘の民の戦士、ミレミは俺の副官。森亜人エルフで、隊にゃ他に女もいるが、男だけど一番可愛いぜ?」


 それに答えたのは、ひょっこりと顔を出した、お仕置きでだいぶ髪とか服装とかぐしゃぐしゃになった名無ナナシだ。


「ふ、フェリアーラ?」

「す、すいません、その、これ以上は……(////赤面)」


 手を離したの? とユカハが見ると、フェリアーラも恥ずかしいのかあるいは名無ナナシに弄くり返されたのかユカハより赤面していて、それどころではない様子で謝ってきた為ユカハもこれ以上何も言えなかった。


「え、ええと、その!? 私とフェリアーラからの、名無ナナシへの好意の矢印はその! 私も彼女も昔名無ナナシに助けて貰った事があって! その、恩義的な! (////赤面)」

「わ、分かった、一応分かったが……恩義じゃそんな顔しねえだろ」

「!? (////赤面)」


 早口で必死にそう言うユカハに、頭を抱え嘆息めいて最初返事したギデドスだが、呆れ半分惚気疲れ半分といった言葉に、更にユカハは茹で上がる羽目になった。


 しかし。


「まあともあれだ。お前ら例の秘密結社に関して、存在すると主張してるんだろ? 噂の真竜シュムシュについて連合帝国じゃ善悪定かならぬって話が出ているし、実際俺の部下であるダビンバの奴が襲われて入院したんだが、あいつ逆鱗鎧ビキニアーマー逆鱗鎧ビキニアーマーがって譫言を言っててな。逆鱗鎧ビキニアーマーは敵か味方かという所で、俺が例の秘密結社とそれと戦う真竜シュムシュという絵図を支援する立場に立ってほしいんじゃないか?」


 砕けた雰囲気から、不意打ちするかのように牙を剥いた表情でギデドスは言った。帝龍ロガーナン太子らしからぬ、りえきを寄越せと唸る獣の表情で。


「……それは私の命と来世に賭けて真実です。王や貴族として、まして帝龍ロガーナン一族なら、天下の民の平穏平和、それ以上に値打ちのある報酬がありますか?」

帝龍ロガーナン一族としてはそうだが、ありのままの俺としてはな。もう少しばかり人生を楽しみたい。こんだけ複雑な絵図なら、あぶれる奴の一人や二人居るだろうしな?」


 その意図を察し決然糺すユカハに、獣の笑みのギデドスは真正面から応じた。


事態の重大性をせかいぜんたいのききだと認識しているのか?危機感のない話だ。明日は我が身の状況で楽しむ心算とは。それ程代価ばかり請求しても、滅ぼされては受け取れないぞ」

帝龍ロガーナンの妻にってのは、寧ろ報酬の心算だったが、一旦それは置いておこう。認識はしてる。危険な転生者は居るとも。それは認める。欲能チートもあるし、俺達はそれと戦わなきゃならん。……実際俺は一匹倒してその力を手に入れたんだぜ?帝龍ロガーナン家の秘宝には、王神アトルマテラの力を秘めた物が幾つかあってな。殺した相手の一番強い力を我が物とする剣なんかもあるんだ。ちっと取引くどきを楽しんでるが、油断はしねぇよ」


 フェリアーラもまた言葉を突き入れはその言葉に憤りの反論を加え、それを驚くべき事実でギデドスは受け、弾いた。これは流石に三人とも驚かざるを得ない。欲能行使者チーターを殺し、その力を得た?


「……まあ、世界を砕けると豪語する敵インフレのチートと一定時間殴り合える力の持ち主ルルヤが、言い寄った男相手に、自分と手合わせして力を示さなきゃダメと言ってるんだがな」

「少なくともお前よりは可能性はあるさ」

「どうだかな」


 名無ナナシはギデドスに夜郎自大を諌める風に苦笑し、ルルヤの前では少々の力等誤差に等しいと笑った。ギデドスは応じ、名無ナナシは尚も鼻っ柱を崩さず。そして……


「面白いぜ。今度、真竜シュムシュも交えて会おう。話を聞いてやる」


 にやりと笑って、ギデドスはそう告げた。



「だから最初から、あいつから欲能チートの気配がしたから揺さぶってたんだって、リアラちゃんから貰った【眼光】の護符で。あれは攻撃魔法じゃないから部屋の仕掛も安全だ。理由も無いのに誰に対しても無礼に出るなんて唯の馬鹿だろ」


 帰り道、名無ナナシはユカハとフェリアーラにそう説明をする。俺が馬鹿だとでも思ってたのか、と、少しむくれた表情で。そこは年相応で可愛らしいが。


欲能チートの気配がした理由も、言った通りとは限らねえ。中央に手がかりが出来たのはいいが、平行して調査も……?」

「それは、わかったけどさ」


 これからについて話し続ける名無ナナシに、ユカハはそれとは別の表情で問うた。名無ナナシは気づいた。自分を見ている。他ではない自分を。そして、それはフェリアーラも同じ表情で。唯、騎士として副団長として問う権利をユカハに譲ったのだと知れた。


「……結局、名無ナナシの本命って、やっぱりリアラちゃんなの?」


 少女の問いに、少年は暫く沈黙を守った。その表情は部下の命が懸かった戦の時よりは流石に悩んでいなかったが……自分の命が懸かった戦闘時と同じ位悩んでいた。


「リアラちゃんは、ある意味友達への愛として一番なのかもしれない。部下でもない、男でも女でもあるともないとも言える。俺に何処か似てて、気楽に付き合えた。だから一番気軽に好意を伝えられる。俺は……」


 そして名無ナナシは答えた。ギデドスが切っ掛けになったこの複雑な関係を動かす、自分でも今まではっきりと理解していなかった本音を。


「俺も実際意外と駄目だな。愛する事は出来ても恋してしまう事が分からなかった。皆が好きで、自分が余り好きじゃないからか。皆を愛してその為を思って行動する、その中の誰を特に愛してもっとその子の為に頑張ると言えても、誰か一人に何より恋して絶対にその子が欲しいとは、どうも言えなかった。今は、少なくとも俺は兎も角皆はギデドスの妃にされてたまるかと思ってるが……リアラちゃんも、こんな気持ちだったのか」



 同時。ユカハ達を送り出したギデドスは、応接した部屋で一人静かに、軍の配置を記した戦場の地図を睨むような表情で口許に笑みを浮かべ暫し沈黙していたが。


「おう、次はそっちだな。来たか、玩想郷チートピア


 やがて、ぐるりと振り返った。その視線の先には。


「ええ、殿下。ビーボモイータ治爵……『悪嬢アボミネーション欲能チート』、参上しましたわ」


 『恋僕ファンメル』達を従えた『悪嬢アボミネーション』エノニール・マイエ・ビーボモイータの姿。


 帝都を舞台にした様々な意図は、舞踏会の如く複雑に交錯する。

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