応援コメント

・第二十八話「竜と暴力と変革と(後編)」」への応援コメント

  • この物語を読んでいて、猛烈な既視感が・・・。
    と、ふと思いついたのが、最近読んでいる『チェ・ゲバラ』関連の本。
    この主人公たちの熱さ、行動力は、まさに彼ら革命戦士を思い起こさせます。

    しかし、この物語はどこへ向かうのでしょうか?
    資本主義の悪しきところを叩き潰そうとしているのはわかるのですが、当然ながら社会主義ではなさそうですね。
    ひょっとしたら、この物語の着地地点こそ、「真の革命」となるかもしれませんね。

    作者からの返信

    確かに、主人公達の戦いはある意味革命かもしれません。
    資本主義の悪しき側面である『経済』と戦いましたが、しかし、資本主義への革命というだけではないつもりです。『惨劇』も創作と商業主義という点でまたある意味似たような側面もあるかもしれませんが彼女はそれだけではなく死やリアリズムというものも象徴していますし、宗教や理想、この世ならざる浄土を求める思いの悪しき側面である『神仰』とも戦いました。『増大』が何を象徴しているかはこれから描写していくつもりですが、より大きな、現実の様々な負の側面に対する物語からの逆襲≒革命、と、なるように書きたいと思っております。