編集済
良い意味で期待を裏切られました
(コメディ寄りの作品を想像していました)。
最後、綺麗につながりましたね。
原作にもある「車軸を流すような大雨」が活かされているのも上手いです。
ガイウスの病を伝えるためにルクレティウスが走り、ガイウスとルクレティウスのためにセリヌンティウスが走り、セリヌンティウスのためにメロスが走る……というリレーになっているとも言えるかも知れませんね。
原作の『走れメロス』を読んだときから「セリヌンティウスは良いやつだな」と思っていましたが、この作品を読んで、その印象がより強まりました。
途中、セリヌンティウスが、自分が死んだら皆が苦しむのは迷惑をかけるからではなく、自分が皆に愛されているからだ、と気づく場面、とても好きです。
作者からの返信
ありがとうございます!
実は最後の話『平和』で、『走れメロス』の話と繋げるとき、繋がらないところが所々あったので、後から今までの話を少し変えたりしました笑
ルクレティウスもリレーの一部という考え面白くてすごくいいですね。
僕も『走れメロス』を読んで、セリヌンティウスはいいやつだなと感じていました。いいやつという印象が強まってくれて嬉しいです笑
真っ直ぐなセリヌンティウスにはそういう考え方ができなかったんですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
編集済
原作の世界観を大切にしながら、さらに立体的に描き直された世界。原作よりも好きかもしれない(笑)まっすぐな友情、クスリと笑えるシーン、絶妙なバランスでした!
作者からの返信
ありがとうございます!
原作よりもなんて言ってもらえると、めちゃくちゃ嬉しいです笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!