これはヒドイw
「あたしの周りに波風立てて欲しくないだけでーす」って、二人の家族がどうなってもいいってことでもありますものね。
コトがバレたらどうなるんでしょう…
楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。
作者からの返信
完読ありがとうございました!
根幹は自分本位なんですけど、それが結果的に周りの利益にもつながっていたり、社会的に一番マシな結末だったりするわけです。
真実を暴くことが必ずしも正しいとは限らないんじゃないか……というのは僕自身のテーマでもあるので、こういう作風になりました。
何かを白日の下にさらすというのは、どこかで破綻をもたらすと思うんです。変化を与える行動なので、それまで平穏に暮らしていた誰かの生活に支障が生じる。下手したら路頭に迷うことだってある。
主人公は、そういうリスクを常に背負って、責任を伴って動かないといけないんじゃないかと。
今回はこういうオチでしたかぁ。
どっちもどっちで犯人の可能性がありましたが、最後の最後で犯人が明らかになるまでこの人の存在を除外しておりました(汗)
しかし、何かの拍子で娘さんが気付いたりしないでしょうか? もし気付いたら修羅場待ったなしでしょうけど……腹黒さんは我関せずなんでしょうねぇ(汗)
今回も予想が読めなかった! 故に楽しかったです!!
作者からの返信
完読ありがとうございました!
このパターンはあまり使いたくなかったのですが、話の意外性や可能性を考えた場合に避けては通れないため、最後のオチに採用しました。
このあと事もなく収まったのか、あるいはまた何かバレて修羅場になるのかは判りませんが、きっと腹黒心理係なら何とかしてくれる……んじゃないかなって思います(笑)。
本当に面白かったです♪ヽ(´▽`)/
そういうことかぁ。。すごく好みな作品でした。
忠岡さん、余裕の謎解きですね。
心の推理の軸がぶれてなくて、安心感が半端ないです。
謎やヒントの出し方も隠し方もお上手でお勉強になります。
読めてよかった。お疲れ様でした。
作者からの返信
完読まことにありがとうございました!
最後に主人公が出て来て、余計な地の文を挟まず会話だけで別解を突き付ける……というのは『よくある兄妹~』でもやっていたので、書き慣れた形式というのもあり綺麗に締めることが出来ました(*・∀・*)
本格とは書き方を変えていて、普通のサスペンスのように成り行きで自然と情報が提供されて行くスタイルです。犯人当てをやるのではなく、淡々と謎解きをしつつお仕事小説として業務紹介や人間関係を描くのが目的だったので、プロット自体はとっても普通でした(゚∀゚)人(゚∀゚)
うわっ、ついに読み終えてしまいました。完結?おめでとうございます!!
今回も忠岡さんの腹黒さに心を奪われましたよ。腹黒ヒロインというジャンルもあっていいと思います♪
いゃぁ、もう、おもしろかったです。また読みたいなぁと、後ろ髪引かれる作品でした。
作者からの返信
完読まことにありがとうございました!
悪者退治するお話って、たくさんあるんですけど、そればっかりでも面白くないじゃない? という反骨精神的な……アマノジャクとも言うんですけど……普通とは逆を行くスタイルが、僕は好きでして。
湯島兄妹なんかもそうなんですけど、あえてルール破りをしたり、メチャクチャなことを書いたり、正義にもとる背徳行為に身をゆだねたり。
その方が、普通と違って面白いと思うんです。
プロ作家だとどうしてもルールに従って書かないといけないんですけど、アマチュアなら好き勝手に書けるので。
そういうことが出来るのが、アマチュアのウェブ投稿ならではの強みだと思います。
テンプレばっかり書いててもつまんないですよ。ええ。
もちろん、ダークヒーロー的な作品は、探せばたくさんあるんですけどね。
腹黒な探偵が証拠を捏造して無理やり解決する、なんてアンチミステリーはごまんとあります。
その路線にちょっとアレンジを加えて、新しい遊びが出来たらいいな~というのが、今の僕の理想ですね。
>あたしの周りに波風立てて欲しくないだけでーす
真実を捻じ曲げた理由が、これ!!!(^ω^)
こんなにもすがすがしい腹黒女は見たことがねーーーっ!!
第四幕執筆お疲れ様でした。今回もみんながヒロさんの手のひらでコロコロでしたね(;^ω^) あと、美人女子大生が出てきていつもよりテンション高めで読めました(←そこかよ!)
いったい、これまでにヒロさんが真実を捻じ曲げた事件の数は何件ぐらいあるのやら。想像しただけで恐いです(汗)
こういう型破りなヒロインはとても貴重だと思うので、『うち心』という作品に出会えて読者としてとても幸せです。登場人物のほとんどはヒロさんのせいで不幸だけど(笑)
楽しい作品をありがとうございます! これからも執筆活動がんばってください!!
作者からの返信
完読まことにありがとうございました!
そもそもの始まりは『どち彼』での忠岡悲呂でしたね。
オチを用意するために、この人は腹に一物抱えていて、思い通りの結末を導くためなら何だってやってのける腹黒い奴――という。
その人物造詣が好評だったので、ひたすら自分の考えを押し通す・自分の利益のためなら真実だって書き換える……そんなダークな探偵役が居ても良いでしょ、と考えました。
悪い探偵って、実は過去にもいっぱい居ます。
必ずしも正義のために解決する主人公とは限りません。
ミステリーとしては、最終的に「読者に真相が提示されていればOK」なんです。
犯人逮捕されていなくても、良いんです。
真相が明らかになっていれば、犯人に逃げられても良い。
表向きと違う、裏の解答があっても良い。
そういう名作もたくさんあります。
スカッと解決するのではなく、ゾクゾクさせる不穏な幕切れ……『イヤミス(嫌な気分で尾を引くミステリー)』って言うジャンルなんですけど、僕の目指す路線は間違いなくコレですね。
今回の推理は当たりました! 伏線もバッチリ拾いました!
そしてやっぱり勧善懲悪ではないこの物語、いいですね!!
作者からの返信
完読まことにありがとうございました!
とある方がレビューに書いて下さったんですけど、僕の大好きなミステリー小説に登場する某無謬の銘探偵(メルカトル鮎)をモデルにしているフシが多少あって、そいつがまた事件解決のためなら何でもやる、あくどい探偵なんですね。
他には、バクマンという漫画に出て来た「疑探偵トラップ」というキャラクターも、証拠がなければ捏造すればいい!なんて豪語しちゃうヤツで、そういう「正攻法ではないダークヒーロー」的な主人公に憧れて執筆しました。
推理モノ、ライトミステリーの地平を切り開くような、型破りなお話を作る上で、忠岡さんの人物造詣は大いに個性を発揮できたと思います。
ようやっと拝読できました☆
さすがに面白うございます♫
作者からの返信
ご愛読ありがとうございました!
邪道なアンチミステリー気味のお話でしたが、楽しんでいただけて何よりです。
「ラノベ的なキャラ造詣で、一般文芸サスペンスを解かせたら、どうなるだろう?」
というコンセプトで書いた忠岡シリーズでしたが、かなりぶっ飛んだ独特の世界観を構築できました(^^)
内容としては、謎解き部分や取材内容は形になっているが、キャラクターが漫画的すぎて結局どのジャンルからも出しづらいのではないか……的な示唆を某L文庫の担当編集さんから頂戴したことがあり(笑)、実験的な試みはこれにていったん終了となります。
今後は既存の表現の場からは距離を置き、独自の世界観(オリジナリティ)の追求とさらなる精進に励む所存です。