応援コメント

4――酒に飲まれて死に急ぐ(後)」への応援コメント

  • ようやっと拝読できました☆

    さすがに面白うございます♫

    作者からの返信

    ご愛読ありがとうございました!

    邪道なアンチミステリー気味のお話でしたが、楽しんでいただけて何よりです。

    「ラノベ的なキャラ造詣で、一般文芸サスペンスを解かせたら、どうなるだろう?」
    というコンセプトで書いた忠岡シリーズでしたが、かなりぶっ飛んだ独特の世界観を構築できました(^^)

    内容としては、謎解き部分や取材内容は形になっているが、キャラクターが漫画的すぎて結局どのジャンルからも出しづらいのではないか……的な示唆を某L文庫の担当編集さんから頂戴したことがあり(笑)、実験的な試みはこれにていったん終了となります。

    今後は既存の表現の場からは距離を置き、独自の世界観(オリジナリティ)の追求とさらなる精進に励む所存です。

    編集済
  • 悲呂ちゃん、本人自ら出向くのは何だか新鮮でしたが、クライマックス感増し増しでしたね!

    普通のミステリーならここで真犯人が捕まる展開なのに…笑

    さす織田さんです。

    作者からの返信

    ご愛読ありがとうございました!

    最後は主役が締めくくらないといけないなって。
    会話文だけで終わらせたのも、余計な説明文を省くことで二人のやりとりに集中して欲しいからなのです。
    会話から浮かび上がる「真の真相」のインパクトも向上していれば良いなぁ。

    最後を会話だけで終わらせるのは『よくある兄妹〜』でも同じ試みをやっているので、一定の手応えを感じています(๑>◡<๑)

  • どんでん返しっ!

    今回も面白かったです♪
    いやぁ、黒いっ! 忠岡さん黒いよー……。


    完結お疲れ様でした & おめでとうございます。

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    忠岡さんの事なかれ主義というか、社会的にどれが一番マシな結末になるのかを模索した解決方法は、のちのち物議をかもしそうです。

    それでも、単純に真実を暴いて関係者を不幸に陥れるような、紋切り型の探偵とかよりは、実はよっぽど人間味があるんじゃないかな~なんて思ってみたり。
    知らない方が幸せなことって、あるじゃないですか。
    忠岡さんが扱った事件は、そういうのが多い気がするんですよね。

  • これはヒドイw
    「あたしの周りに波風立てて欲しくないだけでーす」って、二人の家族がどうなってもいいってことでもありますものね。
    コトがバレたらどうなるんでしょう…

    楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    完読ありがとうございました!

    根幹は自分本位なんですけど、それが結果的に周りの利益にもつながっていたり、社会的に一番マシな結末だったりするわけです。
    真実を暴くことが必ずしも正しいとは限らないんじゃないか……というのは僕自身のテーマでもあるので、こういう作風になりました。

    何かを白日の下にさらすというのは、どこかで破綻をもたらすと思うんです。変化を与える行動なので、それまで平穏に暮らしていた誰かの生活に支障が生じる。下手したら路頭に迷うことだってある。

    主人公は、そういうリスクを常に背負って、責任を伴って動かないといけないんじゃないかと。

  • 今回はこういうオチでしたかぁ。
    どっちもどっちで犯人の可能性がありましたが、最後の最後で犯人が明らかになるまでこの人の存在を除外しておりました(汗)
    しかし、何かの拍子で娘さんが気付いたりしないでしょうか? もし気付いたら修羅場待ったなしでしょうけど……腹黒さんは我関せずなんでしょうねぇ(汗)
    今回も予想が読めなかった! 故に楽しかったです!!

    作者からの返信

    完読ありがとうございました!

    このパターンはあまり使いたくなかったのですが、話の意外性や可能性を考えた場合に避けては通れないため、最後のオチに採用しました。

    このあと事もなく収まったのか、あるいはまた何かバレて修羅場になるのかは判りませんが、きっと腹黒心理係なら何とかしてくれる……んじゃないかなって思います(笑)。

  • こんちゃー! 完結お疲れ様でーすっ!

    彼女の前では、事実も悪意もこともなし。腹黒な毒が痛快な作品でした。

    作者からの返信

    完読ありがとうございました!

    真実を明かすことがミステリーの命題ならば、その逆を行くアンチテーゼもあって良いのではないか。
    そこが本作のスタートでした。
    無理やり真実を暴いて、その結果当事者たちが不幸になったら、それって本当に正しいと言えるのでしょうか。
    みんなが幸せで居られるなら、真実じゃなくても良いんじゃないか。むしろその方が社会的に利益をもたらすんじゃないか。
    ……そのために行動する人が居ても良いんじゃないか。

    そんなことを考えて、忠岡さんは日々を過ごしています。

  • 一転二転三転四転
    何転するのか~♪

    さすがのどんでん返しです。自殺じゃねえかな~、と読み進めていましたが、全く予想外な結末。けど、たしかにあちこちで伏線ありましたし、それを集約出来なかった僕の負け。くっ、ヤられたぜww

    作者からの返信

    完読ありがとうございました!

    この科捜研、みんなスネに傷持ってて嫌すぎる……!
    そんな幕切れとなりました。
    あの手この手で自分の思い通りに締めくくる忠岡さんの辣腕は、これからも暗躍し続けると思います。
    また会う日まで、さようなら……!!

  • 本当に面白かったです♪ヽ(´▽`)/
    そういうことかぁ。。すごく好みな作品でした。

    忠岡さん、余裕の謎解きですね。
    心の推理の軸がぶれてなくて、安心感が半端ないです。

    謎やヒントの出し方も隠し方もお上手でお勉強になります。
    読めてよかった。お疲れ様でした。

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    最後に主人公が出て来て、余計な地の文を挟まず会話だけで別解を突き付ける……というのは『よくある兄妹~』でもやっていたので、書き慣れた形式というのもあり綺麗に締めることが出来ました(*・∀・*)

    本格とは書き方を変えていて、普通のサスペンスのように成り行きで自然と情報が提供されて行くスタイルです。犯人当てをやるのではなく、淡々と謎解きをしつつお仕事小説として業務紹介や人間関係を描くのが目的だったので、プロット自体はとっても普通でした(゚∀゚)人(゚∀゚)

    編集済
  • ああそうきたか……。

    今回も面白かったです。
    (≧∇≦)b

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    そう言っていただけるとありがたいです。もちろん慢心はせず、常に見直しを進めて参る所存ではございますが(低姿勢)。
    科捜研各科、全てを一通り網羅して、忠岡さんとの関わりや、闇の部分を知ったあとの人間関係の変化を連想して楽しめるよう余韻を残せた……ら良いなぁ。

    編集済
  • 完結お疲れ様です。
    10万字超えたので一区切りって感じでしょうか。
    次回作も期待してます!

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    そうですね、プロ作家の短編集でも、大抵は4~5作で1冊分なんですよ。
    だから4幕構成で本1冊、これが僕の基本構成になっています。
    湯島兄妹の方も全部ソレなので。

    連作短編シリーズは今ブームで、特にキャラミスやライト文芸では流行っていますよね。
    それらも大体、この分量・配分であることが多いので、カクヨムではひたすらこの形式を試し書きして、練習に努めています。だんだん感覚が掴めて来ました……かな?

    編集済
  • うわっ、ついに読み終えてしまいました。完結?おめでとうございます!!

    今回も忠岡さんの腹黒さに心を奪われましたよ。腹黒ヒロインというジャンルもあっていいと思います♪

    いゃぁ、もう、おもしろかったです。また読みたいなぁと、後ろ髪引かれる作品でした。

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    悪者退治するお話って、たくさんあるんですけど、そればっかりでも面白くないじゃない? という反骨精神的な……アマノジャクとも言うんですけど……普通とは逆を行くスタイルが、僕は好きでして。

    湯島兄妹なんかもそうなんですけど、あえてルール破りをしたり、メチャクチャなことを書いたり、正義にもとる背徳行為に身をゆだねたり。
    その方が、普通と違って面白いと思うんです。
    プロ作家だとどうしてもルールに従って書かないといけないんですけど、アマチュアなら好き勝手に書けるので。
    そういうことが出来るのが、アマチュアのウェブ投稿ならではの強みだと思います。
    テンプレばっかり書いててもつまんないですよ。ええ。

    もちろん、ダークヒーロー的な作品は、探せばたくさんあるんですけどね。
    腹黒な探偵が証拠を捏造して無理やり解決する、なんてアンチミステリーはごまんとあります。
    その路線にちょっとアレンジを加えて、新しい遊びが出来たらいいな~というのが、今の僕の理想ですね。

    編集済
  • >あたしの周りに波風立てて欲しくないだけでーす
    真実を捻じ曲げた理由が、これ!!!(^ω^)
    こんなにもすがすがしい腹黒女は見たことがねーーーっ!!


    第四幕執筆お疲れ様でした。今回もみんながヒロさんの手のひらでコロコロでしたね(;^ω^) あと、美人女子大生が出てきていつもよりテンション高めで読めました(←そこかよ!)

    いったい、これまでにヒロさんが真実を捻じ曲げた事件の数は何件ぐらいあるのやら。想像しただけで恐いです(汗)
    こういう型破りなヒロインはとても貴重だと思うので、『うち心』という作品に出会えて読者としてとても幸せです。登場人物のほとんどはヒロさんのせいで不幸だけど(笑)

    楽しい作品をありがとうございます! これからも執筆活動がんばってください!!

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    そもそもの始まりは『どち彼』での忠岡悲呂でしたね。
    オチを用意するために、この人は腹に一物抱えていて、思い通りの結末を導くためなら何だってやってのける腹黒い奴――という。

    その人物造詣が好評だったので、ひたすら自分の考えを押し通す・自分の利益のためなら真実だって書き換える……そんなダークな探偵役が居ても良いでしょ、と考えました。

    悪い探偵って、実は過去にもいっぱい居ます。
    必ずしも正義のために解決する主人公とは限りません。

    ミステリーとしては、最終的に「読者に真相が提示されていればOK」なんです。
    犯人逮捕されていなくても、良いんです。

    真相が明らかになっていれば、犯人に逃げられても良い。
    表向きと違う、裏の解答があっても良い。
    そういう名作もたくさんあります。

    スカッと解決するのではなく、ゾクゾクさせる不穏な幕切れ……『イヤミス(嫌な気分で尾を引くミステリー)』って言うジャンルなんですけど、僕の目指す路線は間違いなくコレですね。

    編集済

  • 編集済

    色々と感想はありますが一言。
    この作品の犯罪部署みんな腹黒くね?

    とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    各科の人物を掘り下げるうち、彼らに関連した事件を起こさないといけなくて……いろいろイジっていたら、みんな腹に一物抱えるorスネに傷持つ輩だらけになっていました(笑)。

    でも、人間って善悪両方兼ね備えていますよね。誰でも。
    良い面もあれば悪い面もある。たまたま彼らは、それが極端に発現してしまっただけなんです。
    作為的にせよ、そうでないにせよ。
    コントロールしているのは、言うまでもなくあの人ですが。

    編集済
  • 今回の推理は当たりました! 伏線もバッチリ拾いました!
    そしてやっぱり勧善懲悪ではないこの物語、いいですね!!

    作者からの返信

    完読まことにありがとうございました!

    とある方がレビューに書いて下さったんですけど、僕の大好きなミステリー小説に登場する某無謬の銘探偵(メルカトル鮎)をモデルにしているフシが多少あって、そいつがまた事件解決のためなら何でもやる、あくどい探偵なんですね。

    他には、バクマンという漫画に出て来た「疑探偵トラップ」というキャラクターも、証拠がなければ捏造すればいい!なんて豪語しちゃうヤツで、そういう「正攻法ではないダークヒーロー」的な主人公に憧れて執筆しました。

    推理モノ、ライトミステリーの地平を切り開くような、型破りなお話を作る上で、忠岡さんの人物造詣は大いに個性を発揮できたと思います。