人の心や精神面に潜む闇
淀みない文章にスラスラと拝読いたしておりますれど、これって余程の文章力が書き手にございませんと、無理
やはり織田先生の紡がれる文章は、さすがでございます♡
さあって、どんな結末が待っていてくれるのでしょう☆
作者からの返信
実はこの辺り、公開直前にめっちゃ書き直した場所だったりします(;^_^A
何とか体裁は整ったかな〜と思っていましたが、ここまで褒められるとは自分でも驚くんですが(笑)。
また、精神病患者は現実に多数いらっしゃるので、偏見や誤解を与えないよう気を配りました。
かと言って必要以上にかばったり持ち上げたりしても取材と食い違いが生じるので、本当に苦心しました(>_<)
ヒロさんはお姉ちゃん想いですね。
お姉ちゃん大好き人間(ただし一人っ子)の私としては、どんなに胡散臭くてもヒロさんを憎めない……(>_<)
姉を尊ぶ者はみな同士っ!!!
称えよ、姉を!!!
お姉ちゃんいないけど!!!
作者からの返信
富士見L文庫に収録された『どち彼』のときから、姉の存在は出していたので、忠岡悲呂を掘り下げるには姉を見せるしかないと考えていました。
主人公の行動原理、信念、立ち位置を語らせる小道具にもなりますので。
姉を抜きにして単純に事件だけを追いかけても良かったのですが、それだと味気なさ過ぎるし、主人公のキャラクターが浅くなってしまうので、姉想いの性格だからこそ歪んだのだということを提示しました。
お姉さんの病気になってしまった背景が、悲呂さん自身、それから物語全体に深みを与えていますね。
作者からの返信
悲呂の姉は前作『どち彼』にも登場し、まさに詐欺事件の被害者として描かれていました。
本作ではそれを知らなくても楽しめるよう、この章で説明しておきました。
忠岡悲呂という人物を掘り下げる上で、避けては通れなかったので、書くのはめちゃくちゃ苦心しました。精神病棟について偏見や差別のないよう、出来る限り公正に執筆しました。褒めて下さい(疲)。