二者択一
狩人は楽でいいな。ケモノを狩るだけだろう?
お前らは適当でいいな。適当にやってりゃいいんだもんな。
そう言われたこともある。そう思っている狩人もいるだろう。
強ければいい。ケモノを狩る術に長けていればいい。ものを殺しても摩耗しない心があればいい。だが、
それだけでは足りない。
正規の狩人ならまだしも、フリーの狩人が狩人でい続けたいなら強いだけでは駄目なのだ。ただ適当にケモノを殺すだけでは、そのケモノと何ら変わりがない。やがて危険視されて黒と見做され、真にケモノとなるだろう。常に仕事にありつけなければいけない。そのためには男前であり続けなければならない。少なくとも瓜生はそう考えていた。
誰かに雇われなくては仕事はもらえない。だから瓜生は身綺麗にし、得物を丹念に磨き上げる。見下されないように、舐められないようにだ。
「就職の面接と同じだよ。雇ってくださいって会社に行く時はさ、誰だってぴっかぴかのスーツを着て、髪の毛だって整えて行くだろ? たとえば、そうだな、同じ能力を持っている人間が二人いる。全く同じなんだ。同じだけ仕事ができるやつが二人。だったら、どっちを採用する? どっちかしか無理なんだ。俺だったら見た目で決めるよ。さっぱりしてさ、にこーって可愛げのある笑い方なら完璧。もっと言えば顔がいい方だよね」
実際、瓜生は上手くやってきた。玖区に裂け目が現れた時もさっぱりと身なりを整えてからそこに出向いた。一緒に行く仲間たちにもそうさせた。狩人を雇おうとする研究者たちには、何がいいか、何が悪いかなんて分からないものだ。そうなると後は見栄えである。どこからも声を掛けられない狩人も大勢いたが、幸いにして瓜生は顔がよかった。狩人としても優れていたが口も上手かった。そのおかげか、瓜生率いる玖区の猟団、
瓜生にとって幸運だったのは、鬼無里のチームがやる気に満ち溢れていたことだ。裂け目の一番底を覗きたいのだと言う彼らは、先導し、道を拓く狩人に金という名の援助を惜しまなかった。金払いのいい雇い主だと狩人たちも張り切るもので、そうして救偉人を味方につけた鬼無里たちは、この裂け目において最も攻略を進めていた、最前線にいるチームだと言えた。
「おぉーい、足元気ぃつけてくだせえよー」
玖区の裂け目の中、間延びした古川の声が響いた。
調査が始まって一週間以上が経過したが、オリガの調査チームはのんびりとしていた。それでも、あの横倒しになっていたビルを抜け、さらに下の階層へは足を伸ばしている。しかし幸は焦れていた。彼の焦燥感を見越してか、古川はシニカルな笑みを浮かべた。
「あっしらも少しずつ奥へ進んでるじゃあないですか」
「ぼく、何か不満そうな顔してましたか」
幸は両手で自分の頬に触れた。
「どうせなら、あの長野のチームに入りたかったなあって顔をしてますよ」
「ええ?」
「……おっと」
古川の顔から笑みが消えた。
「噂をすればってやつだ」
古川たちは少し開けた空間に出るや、奥から地上へと戻ってくる一団のためにスペースを空けた。一団の先頭には人好きのしそうな笑みを浮かべた青年がいる。細身だが上背があり、愛嬌はいいが隙はない。しなやかな肉食獣を思わせる狩人だった。
「やあ、悪いね」と青年は言った。彼は瓜生といい、《救偉人》という猟団の長である。長野の調査チームの大躍進も、この男あってのものだとまことしやかに囁かれていた。
「今日は奥まで行ったんですか」
「ああ、でも、まだ先は見えないな」
幸に話しかけられた瓜生は立ち止まり、他のメンバーは先行していく。
「東山ン本よりかは小さいけど、ここもそれなりに深いからね」
「何か、ありましたか」
「ううん、大したものはなかったなあ。ケモノも少ないしね」
幸は瓜生と何度もすれ違ったりしていたが、話すようになったのはここ最近のことだ。
「実はもう一つ、この先で大きい建物が道を塞いでるんだ。そこを抜けようとしてるんだけど、ちょっとね」
「何かあったんですか」
「ありそうって感じかな。何か、たぶん、いるんだよ」
瓜生は無意識のうちにか、腰に佩いた得物に手を遣った。よく手入れされている鉈なのは幸にもすぐに分かった。
「もう少し人を集めるか、他のチームと合同でどうにかするかってところかな。ああ、八街君。よかったら君んとこの人らにも言っといてみてよ。よかったら協力しようぜって」
「うちのところは……ちょっと変わってますから」
「そうか? それを言うならどこもそうだと思うけどな。そいじゃ、そん時はよろしく。君らも進むなら気ぃつけなよ」
そう言うと、瓜生は軽い感じで手を振りつつ、先行したメンバーとの合流を急いだ。
話が終わると、どこに隠れていたのか、古川がぬっと姿を現す。
「行きやしたか」
「古川さんは瓜生さんが苦手なんですか?」
「……ああいう、いい人そうなのはどうもね」
幸は小首を傾げた。
「おれぁあの瓜生って旦那とは仕事場が一緒になったりでちょくちょく見るんですがね。どうにも腹が見えねえ。篝火と一緒だ。そういうもんを感じる」
「ぼくには、そうは見えませんでしたけど」
「八街さんが見えねえ、か」
「何となく古川さんの言いたいことは分かりますよ。なんか、ちょっと完璧って感じがするから」
幸は瓜生と話す時、アレクセイと話す時と同じような気分になる。凄いと思う一方で気後れもすれば、妬ましいとも感じるのだ。
「ま、おれらにはおれらのペースがあるってことで」
そう言うと古川は見回りに戻った。
幸たちが地上に戻ってくると、もう陽が落ちかけていた。そのまま喫茶店に戻ろうとしたところで、どこかの調査チームが揉めているのが目に入った。
「瓜生さんのところの……?」
「どうしたんでしょうかねえ」
瓜生ら狩人と研究者たちとで口論になっていた。どうやら、裂け目内部にケモノがいたのだが、研究者がそれを見逃した、とのことだった。
狩人としてそれは困る。ケモノを殺すのが自分たちの仕事で、危険なものからあなたたちを遠ざけるのも仕事なのだ。瓜生たちの言い分はこうだった。しかし研究者は、生きたケモノも調査対象の一つとして大事なのだと反論する。
「どっちが正しいんでしょうか」
「どっちもでさ」と古川は切り口上で言った。
次第に取り巻きの数が増えていく中、一人の狩人が研究者に掴みかかった。その瞬間、古川は得物に手を遣った。傍らにいた幸は彼の雰囲気が剣呑なものに変わったことを知る。
「古川さん?」
「狩人はケモノを殺してナンボなんですよ。おれらが得物っつー暴力を提げていいのはそれをやる時だけだ。そいつをケモノじゃなくて人様に向けるってんなら……」
古川は狩人というものを少なくとも幸よりかは理解していた。ただ、幸が危惧していたようなことは起こらなかった。騒ぎを聞きつけたのか、一人の女が大きなテントから現れたのだ。白衣を身に纏った背の高い女だ。しかし猫背なのでそうは見えない。遠目からでも濃い隈が見え、髪の毛も海藻のように無造作に波打っている。陰気を振り撒く彼女の名は鬼無里笹鳴。調査チームのリーダーのような存在だった。
「すまないな」と鬼無里は言った。
「大方、うちのが君ら狩人の指示を聞かなかったのだろう」
「まあ、そうっすね」
答えた瓜生は居心地が悪そうにしていた。雇い主の登場も彼にとっては旗色が悪く、状況はともかく、暴力を振るいかけたのは彼の仲間なのだ。
「君らに従う。それがここのルールだったね」
「そうしてくれると助かりますね」
「そのようにしよう」
「じゃあ、まあ、見逃したってケモノを仕留めに行きたいんですが」
瓜生は周囲に目を配った。ここで自分たちがケモノを仕留めなければ他の狩人に示しがつかない。そうしなければ軽んじられ、《救偉人》の名に傷がつく。
「ケモノが……?」
鬼無里は口元に手を当てて何事かを考えこんでいた。やがて彼女はあることを口にした。
「私もついていっていいだろうか」
「……あなたが? いや、けど」
「いや、言いたいことは分かっているんだが、殺すんだろう? ケモノを。それを見たいんだ」
「つってもなあ」
瓜生は頭に手を遣り、髪の毛をかき回す。彼は少し悩んでいたが、先の出来事に負い目があったのか、やはり雇い主の意向に従うべきだと判断したのか、仕方なさそうに鬼無里の申し出を了承した。
「大丈夫そうですかね」
古川も得物から手を離していた。
ただ、鬼無里や他の研究者がついてくると聞き、瓜生以外の狩人は難色を示した。また中でいざこざがあっては困ると思ったのか、瓜生は何人かを討伐隊から外していた。
「ま、どうにかなるでしょうよ。行きましょうか、八街さん」
古川が促すも、幸はその場から動かなかった。彼は途轍もなく嫌な予感がしていた。
「おいおい旦那、まさか」
そのまさかであった。
「何だか申し訳ないね」
「いや、何……まあ、いいってことですよ」
一行は瓜生と古川を先頭にして裂け目の中を歩いていた。その後ろには《救偉人》の狩人が二名と研究者が三名、最後尾を歩くのは鬼無里と幸である。
「でも《猟犬》が手伝ってくれるとはね。これで何とかなりそうだ」
「そんな期待されても困りやすがね」
古川は頭をがりがりと掻いた。最初、彼は裂け目へ行くことを嫌がった。しかし幸を一人だけ行かせるのも頼りなく感じたのか、結局折れたのだった。
「しかし、あの八街君ってのはいい子だね」
後背を一瞥すると瓜生は視線を前に戻す。
「いい子ですかねえ」
「無償で手伝うって言い出した時はなんだこいつって思ったけど、どうやら本心から言ってるみたいだ」
「まあ、そういう人ではありますがね」
「猟犬さん。今はあの子と組んでるのか?」
「組んでるってわけじゃあないですが、今は同じチームにいますよ」
瓜生は小さく頷いた。
「いいやつはここじゃ長生きできないって教えてあげてくださいよ」
「……おれぁそう言ってるつもりなんスけどね。ところで、見逃したってケモノは何すか」
ああ、と、瓜生は呻くようにして言った。
「低い鳴き声が聞こえたらしいから……あと、光る何かも見たとか。たぶん目だね。俺はカエルか何かの類じゃないかと踏んでる」
「出目金すかね」
「たぶんね」
古川の言う出目金とは金魚のことではない。目の大きなケモノ全般を指している。大空洞のケモノは僅かな光も見逃さないように眼球が大きくなるか、あるいは視覚を捨てて他の感覚が鋭敏になる傾向にある。地上に近い場所に棲息するケモノは出目金のパターンが多かった。
「カエル、カエルか」
「どうしたんですか、猟犬さん」
「いやあ、何、学者先生だけがケモノを見つけたなんて珍しいやと思いましてね。ケモノの声も聞こえた、目も光ってた、だってのに一緒にいた狩人が見落としちまったってわけか」
古川も瓜生も歩くのを止めない。蔦を鉈で伐り、腰をかがめて前進する。
「そういう時もあるだろ? 狩人だって万能じゃない」
「そりゃそうだ」
「それとも何か、俺たちが吹っかけたとでも?」
「外から来た連中は何も知らねえんで、ぼったくる狩人もそりゃあまあ、いますがね」
「ええ? 参ったな、俺たちがそんな連中に見えるかな……」
古川は知っている。瓜生は腕がいい狩人だ。《救偉人》の評判も悪くない。ぼったくってふんだくって他人を食い物にし続けていれば噂は広まるものだ。
古川は知っている。悪いやつは人のよさそうな顔で近づいてくるものだと。
「見えませんね。何せ大空洞は暗いんで」
「はは、確かに」
横倒しになったビルを二つ抜けると、蔦や根が鬱蒼と生い茂った場所に出た。足元には三つめのビルがあり、足場こそ安定していたがそこいらに裂け目が見えていた。こういった穴はケモノの巣になっていることが多い。
「ケモノを見つけたってのはここいらへんですかね」
古川が訊くと瓜生はそうだと答えた。それと同時、空気がびりりと震えた。足元から伝わってくるそれはケモノの鳴き声だ。くぐもった低い声の出所は正確には分からない。
「で、出たのか……?」
研究者たちがその場に立ち止まり、きょろきょろとあたりを見回す。その内、声は大きくなり、重なる。一つ二つだった鳴き声は、三つ四つと増えていく。
「ああ、やっぱりここが巣だったか」
「ほう」と、警戒する狩人とは違い、ここに来るまで無言だった鬼無里が地面に手を当てて、どこか陶酔しているかのような息を漏らした。
「これは、この鳴き声は縄張り音だね。ここが自分たちの場所だと我々に教えている。……声が低いな。ウシガエルに似ているが、少し違うか? いや、一般的な大きさではないから違う風に聞こえるのかも。ああ、巨大だと考えれば、あるいは」
《救偉人》の狩人は舌打ちした。彼の足元が光った。横倒しになり足場と化したビル。声の出所はガラスのない窓の向こうからだった。下だ。お前の下にいる。誰かが叫び、その狩人は難を逃れた。長く伸びた何かが、横っ飛びでその場から逃れた狩人のいた空間を薙いだのだ。それは舌だ。生物の舌である。
狩人や研究者の足元から多数の舌が伸び、得物を絡め取ろうとしていた。大概は空ぶったが、一人の研究者が捕まって悲鳴を上げた。即座に反応した瓜生が、研究者を引きずり込もうとしていた舌を切り裂く。
「俺は下に行く。猟犬さん、そっちは任せる」
瓜生は古川の返事を待たずに二人の団員を連れて穴を通り、ビルの中へ入っていった。
「冗談じゃねえや」
古川は、ここでは足手まといにしかならない研究者たちを逃がそうとした。
「八街さん、その人らを連れて上へ!」
幸は頷き、研究者を出口に誘導する。下方から伸びた舌が行く手を塞いだが、彼はそれを鉈で切り、道を開いた。
ケモノの鳴き声が騒がしくなる。建物の中で瓜生たちが戦闘に入ったらしかった。その内、一匹のケモノが難を逃れようとして建物から這い出てくる。それを見た研究者がことさらに大きな悲鳴を発した。
ケモノの正体は瓜生らの読み通り、ずんぐりとした体型で、三角形の頭をした巨大なカエルだ。表皮がぬらりと湿っており、前肢を器用に操って顔を拭うような動作を見せた。そうしてケモノは獲物目がけて飛びかかった。並の大人よりも大きな体が軽やかに跳ねる。その跳躍を可能にしているのは発達した後肢である。
「早くっ」
だが、ケモノは着地したと同時に背中を鉈で割られると、続く振り向きざま、顔面を鋸のようにぎざぎざとした刀身でもって削り取られた。古川が得物を血ぶりすると、ケモノは妙な声を放って四肢を振るわせ始める。
幸は、足がすくんでいる研究者の腕を取り、無理矢理立たせて歩かせた。
狭く、見通しの悪い大空洞では下層へ潜るのと同様、地上へ戻るのも困難なものである。それが、後ろからケモノに追いかけられているのなら尚更だ。幸は、ひいひいと喚く研究者たちに慌てないように、焦らないようにと声をかけるが、彼自身もまた何度も振り返り、ケモノが追ってきているかどうかを確かめていた。横倒しになった一つ目のビルを抜けたところで、鬼無里がついてきていないことに気づいた。
「あ、あの、鬼無里って人は」
幸は問うが、まともな答えは誰からも返ってこなかった。もう一度、ケモノたちのいる場所まで戻る必要がある。半ば恐慌状態に陥った三人の研究者から目を離すかどうかは迷ったが、地上からここに到るまでの道ではケモノと出くわさなかった。帰途も出くわさないように祈るしかない。
なるべくここから動かないようにと伝えると、幸は来た道をおっかなびっくり戻り始めた。心臓が早鐘を打っている。自分が死ぬのはもはやどうでもよかった。自分のせいで誰かが死ぬ。それは想像するだけでも苦痛だった。
鬼無里は無事だった。まだ生きていた。
彼女はカエルのケモノの前で、魂を奪われたかのように立ち尽くしている。数匹のケモノが倒れた建物の中から這い出ており、古川はそれらの対処に手いっぱいで、鬼無里のもとへはすぐに駆けつけられない状態であった。
幸は駆け出した。目の前、視界がきゅっと狭まって体が熱くなる。得物を抜きつつケモノに接近すると、向こうが彼の存在に気がついた。大きな口を開けるとそこから舌が伸びる。勢いよく突き進むそれを躱しながら走ると、幸は鬼無里を庇うように立ち、ケモノの舌を根元の方から切り裂いた。
ケモノは前肢を動かし、幸を捕まえようとする。彼は鬼無里に伏せるように言い、その腕を鉈で追い払った。
「旦那ァ! そっちはそっちで何とかしてくださいよ! たかが一匹、どうにかしなきゃどうにもなんねえんですから!」
「はいっ」
古川の激に応えるかのようにして幸が得物を振るう。まず、前肢を切った。次に顎。かかる体液を浴びないようにしつつ、彼は側面に回り込んで斬りつけた。一撃加える度にケモノが顔を上げて威嚇めいた鳴き声を発する。それは次第に弱弱しいものになっていった。
「そこまででいいだろう」
「……え」
幸は声をかけられるまでケモノを切りつけていた。ケモノは失った四肢を伸ばすかのようにだらんと倒れていて、虫の息だった。放っておいてもじきに死ぬ。そんなものは誰が見ても分かることだった。
「あまりいじめなくてもいいだろう」
息を整えながら、幸は鉈を鞘に納めた。
「……上に戻りましょう」
「ああ」と鬼無里は出口に向かって先に歩き始めた。
「すまないね。私を迎えに来たんだろう?」
幸は、古川の様子を見ながら少しずつ後ずさりする。動くケモノの数は減っており、古川は上手く立ち回っているらしかった。これで邪魔ものがいなくなればもっと上手くやるだろうと思われた。
「まあ、そんな心配は要らないよ。扶桑熱で大きくなったとはいえカエルはカエルだ。アレはね、動くものがよく見える。だから動いているものに反応を示す。私はじっとしていただろう? だからまだ無事だった。いや、動かないものが見えないわけじゃないんだろうけどね。もしかして君がいなかったら、あの後すぐにでも私も食べられていたのかもしれないけど」
鬼無里はよく喋っていたが、幸の耳には何も届いていなかった。
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