第9章:再びの負傷
落ちた民家の室内にそれはいた。
老人の亡者で床に伏しているのを見るに足が悪いらしい。
窓越しに彼を見ている。
「ぎへへすしゅうあああえへ」
(クソ!もう俺を獲物だと思ってる!)
追跡状態になった亡者は窓ガラスに這い寄ると猛烈な勢いでそこを叩き始めた。
彼はずっと手に持っていたものがないことに気づく。
いつでも煙幕を張れるように灰を詰めた小瓶を握っていたのだが、落下する最中に手を放したらしい。周囲を見回すも小瓶はない。
(屋根の上か!?)
確認する手段はないがそう考えるしかなかった。
窓にピシリと亀裂が入り、亡者は窓を割った。軒先に這い出てきたそれから逃げようと彼も地面を這いずる。
亡者と彼の追いかけっこが始まった。
あっという間に距離が縮まり、足を掴まれた。
彼は夢中でそばにあったものを掴んだ。枯れた植物の入った植木鉢だ。それを亡者の頭に振り下ろす。
「うおおおおお!」
「へぎゃぎゃしおしし」
もちろんそれくらいで亡者は死なない。
ただの悪あがきだ。
彼は鉢が割れて土のついた植物を亡者の口に突っ込んだ。
「へふぁふぁうひひひ」
何本か歯が抜け落ちた老人の口は植物を噛み千切った。
彼にこれ以上できることはなかった。
(調子に乗りすぎたなあ……)
銃で撃たれた時に二度とあんな不注意はしないと誓ったが、またドジを踏んだ自分に彼は呆れた。病院を占拠したことで増長してしまったのだろう。
結局、自分はこの程度なのだ。
笑いたくなったが、気づけば涙が出ていた。
「アリーさん!」
突如、亡者の首にバールという道具が引っかかり、引きずり倒された。
「うおおおお!」
テヅカが亡者の頭を武器でぼこぼこと殴っている。
彼は目の前の光景が信じられなかったが、急いで指示を出す。
「首だ!首を砕け!」
「あっ、そうだった!」
テヅカは狙いを変更し、頚椎を破壊した。
「そ、外を見ろ!さっきの声で仲間が集まってないか見てくれ」
「う、うん!」
彼は生き延びたことを喜ぶより先にテヅカに指示を出した。
「誰も来てないよ。大丈夫だと思う」
「そうか……。痛っ!」
彼は下半身の痛みを思い出し、うめき声が出た。
「大丈夫?急に屋根から消えて悲鳴が聞こえたからびっくりしたよ。落ちたの?」
「ああ。自分でも呆れてる」
彼は自分が心底嫌になった。
そしてテヅカが荷物を奪う素振りがないことを不思議に思いつつも安堵する。
「立てそう?」
「いや、無理だ」
彼は両足を動かしてみた。
感覚はある。しかし、右足は火をつけられたように痛かった。
骨が折れているかもしれない。
「僕が背負っていこうか?」
「駄目だ。途中でやられる」
テヅカの申し出はありがたかったが、彼はすぐに断った。
どうすべきかを考え、たった一つだけ解決法が浮かんだ。
アイたちに救助を求めるのだ。
「なあ、俺が言った場所に一人で行けるか?俺が薬を持ってるから助けに来るように伝えてほしい」
「わかった!学校に住んでる人たちに頼むんだね!」
テヅカは躊躇しなかった。
そこには女性しかいないことを彼はすでに話したが、男を極端に嫌っており、リーダー達は必要なら笑顔で人を殺せることはまだ言っていない。
彼は背嚢から自分の使った薬と他の何種類かをテヅカに渡した。
「門は閉まってるからよじ登ってくれ。中に張ってある糸を触って警報を鳴らせばむこうから出てくると思う」
「わかった」
「警報を鳴らしたら地面に伏せて両手を広げろ。アリーの使いで薬を持ってきたと言えば通じるはずだ」
「わかった」
「敵意があるような行為は絶対にするな。むこうの指示にも逆らうな。冗談でもやるな。怒らせたらすぐに殺されるぞ」
「え?」
テヅカは怯えたが、それを話しておかないとお互いの命が危なかった。
「礼儀正しくしろって意味だ。悪い事さえしなければ優しい人たちだ。心配するな」
「う、うん」
彼はぎりぎり嘘ではない話でテヅカを安心させる。
他に言っておくことはないかと考えた。
「なあ、テヅカ」
「なに?」
彼は迷ったが、言っておくことにした。
「助けてくれてありがとな……」
「はは、当たり前のことだよ」
テヅカは無邪気に笑い、走り出した。
彼は塀に上体を預けて足を調べる。
やはり右腰と右ひざに触れると激痛がする。
ただし、出血はしておらず、骨が突き出ているわけでもない。
(テヅカ、頼んだぞ)
彼は心の中であの鈍い男が亡者に襲われないことを祈る。
一応、今まで生存できたのだから最低限のことはできると思いたいが、自分が見つけたときに餓死寸前だったことを考えると怪しくなってくる。
彼はテヅカが死ななかったとしてアイたちが来ると確信している。
自分ではなく薬目当てにやって来るはずだ。問題は背嚢の医薬品を見た後に彼女たちがどう出るかだ。物資をまるごと奪い、入手方法を教えろと脅してきたらもはや抗う手段はない。偽物の銃はおそらく見破られるだろう。
こうなれば彼女たちの道徳心に期待するしかない。本当ならテヅカを伝令に仕立てる予定だったが、それを台無しにしたのは自分だ。自分の不注意が腹立たしかった。
(仮にあいつらが対等に取引してくれるとして、どうする?)
彼は効果があるか微妙な治癒魔法をかけながらその後の予定を考え始めた。
背嚢にある全ての薬と引き換えに銃をもらえるのが理想だが、それが駄目なら何を引き換えにもらうべきか。
やはり情報だなと彼は思う。
この世界の常識を徹底的に教えてもらう。科学技術や周辺の地理、その他可能な限りの情報を彼女たちから聞くべきだ。最初に保護された時は無知を利用されて嘘を吹き込まれるのを避けるためにやらなかったが、相手が真っ当に取引してくれる前提なら怖がっても仕方がない。
(俺は記憶喪失で色んなことを思い出せないとでも言おう。アイは絶対に信じないだろうが、好きに疑わせておけばいい。あっ、背嚢の薬はいいとしても病院はどうする?)
彼は病院の件をどう隠したらいいか悩んだ。
今は院内の亡者が一掃され、侵入できれば医薬品は取り放題だなどと話す気はない。特殊な方法を使ったとぼかし、怪我が治ったらまた侵入して医薬品を回収する気だ。しかし、アイたちが病院の近くで観察すれば内部に亡者はいないと気づくかもしれない。
彼があれこれ考えるうちに時間はどんどん経っていった。
(テヅカ……死んだか……)
1時間ほど経過して彼はそう思い始めた。
もしそうなら這ってでも安全な場所へ移動する必要があるが、どこへ行くべきかよりも彼はなぜかテヅカという男について考え始めた。
この世界が崩壊してからは特に貢献できる能力はなく、周りに見捨てられたという点で自分と似てないこともなかった。彼に悪魔召喚の魔法が使えたら自分のように寿命を割いて別の世界で生きようとしただろうか。きっとそうだと思う。
(生きてたらお礼にあの雑貨店の食料をまるごと渡してもよかったかもな……)
彼がそんなことを考えていると奇妙な音が聞こえてきた。
ブウウウウンと聞いたことのない音だ。
それは徐々に接近し、キキキと何かが擦れる音を最後に止まった。
続いて、足音が近づいてきた。
「あー、いたいたいた」
「罠じゃなかったとはびっくりね」
二人の女が彼を見て言った。
片方はサキくらい背が高く、もう片方はコマリほどに低い。二人とも首から下をすっぽりと覆う黒い服を着ており、頭には卵の殻みたいな兜をつけているので顔はわからない。
どちらも片手に長い棒を持っているが、取っ手の所は彼が見た拳銃にそっくりだ。
これも銃の一種だなと彼は直感した。
「テヅカは無事に着いたらしいな」
「ああ、オサム君ね。そうそう。話を聞いた時は助けに行くかでかなり揉めたわよ」
背が高い方の女性が言った。
「オサム?」
「ちがうよ、サクラコちゃん。ケンスケって言ってた」
「いいじゃない。漫画家でテヅカならオサムで決まりでしょ」
「名前で遊ぶのは良くないと思うなあ」
意味不明の会話だったが、彼は二人の声を聞くうちにだんだんと正体を察した。
会議で喋っていた六人の中に二人とそっくりな声があった。
彼が最初の日以来見なかった幹部二人はおそらく彼女たちだ。
「ああ、ごめんね。私はサクラコ。ちっこい方がキョウコ」
「傷つくなあ。あ、キョウコです。よろしく」
自分の待遇を良くしてくれた女性の名前が出て彼は意外に思った。
なんとなく銃を持つ武闘派ではない印象を持っていたからだ。
「他にも薬を持ってるって本当なの?」
「ああ、この中だ」
「開けて中身を全部出してくれる?」
「いいけど、散らかるぞ」
「構わないわ」
彼は背嚢を逆さにしながら距離を保って近づこうとしない二人に感心した。
「うわ、本当に持ってる。本当にあの病院入ったの!?」
「私達でもあきらめたのに……」
二人は地面に散らかった医薬品の山を見て驚いた。
彼も亡者があふれるあの病院に入るなど馬鹿しかいないと思ったで同感だった。
「どうやって手に入れたの?」
サクラコが興味心身で聞いてきた。
もちろん彼に教える気はない。
「いろいろと頑張ったんだよ」
「私を一晩好きにしていいから教えてくれない?」
「断る」
「じゃあ、二晩。ううん、一週間でどう?この子もつけるから」
「え!?」
キョウコがやや怒りをこめて抗議した。
彼は苦笑しつつもサクラコの性格が気に入った。何の対価も払わずに教えてもらおうとする人間など好きになれない。そして銃を向けて脅すことも可能なのにしない性格は賞賛に値する。
「オマケみたいにつけないでほしいなあ」
「いいじゃない。あなただって知りたいでしょ?」
「それはそうだけど勝手に……。ああ、取引してくれるなら私も全然OKですよ?でも、それくらいじゃ教えませんよね」
「ああ」
彼は正直に言い、そろそろ救出してくれないかなと思い始めた。
「その缶詰はどうしたんですか?」
薬と一緒に背嚢から出てきた缶詰を見てキョウコは聞いてきた。
「ある場所で見つけた」
「ふうん……」
「なあ、そろそろ助けてくれないか?」
「助けるっていうのは完治するまで面倒を見ろって意味?」
サクラコは急にまじめな口調になって言った。
さっきまで冗談を交えて話していたのが嘘のようで彼は少し驚く。
「屋根から落ちたらしいけど、骨は折れてる?」
「たぶん。動かすとすごく痛い」
「じゃあ、骨折してるとしてそれが直るまで私達のアジトで保護しろって意味ね。でも、完全に歩けるようにならなかったら?あるいは歩けるけど痛みが延々と続くような怪我だったらどうするの?いつまでもは保護しないわよ」
「それなら仕方ない。これ以上は治せないって所まで頼む」
まともな医療設備がないと知っているので彼も無理な要求はしない。
ゴネて殺されるのもご免だ。
「こっちの見返りはそこの薬全部でいい?」
「それは対等な取引になってるのか?」
彼が聞き返すとサクラコは少し笑った。
やはり吹っかけていたらしい。
「サクラコちゃん、嘘ついたら駄目だよ。あいつらと一緒になっちゃう」
キョウコが叱るように言った。
「わかってるって。ちょろい男かなーって試したくなっただけ。薬の価値はマリアに聞かないとわからないけど、それだけもらえるならたぶん1,2ヶ月保護するだけじゃお釣りが来るわね。他にどんな見返りがほしい?」
「他に?」
それならもちろん欲しいものがあった。
「銃を一つほしいんだが、無理か?できたら使い方も詳しく教えてほしい」
「あー、やっぱり銃持ってないのね」
「え?テヅカさんから貴方は持ってると聞きましたけど?」
「きっと偽物よ。私達の住処を出てから短時間で手に入るわけないわ。そうでしょ?」
図星だったので彼は少し嫌な気分になった。
ハッタリを続けようかと思ったが、すぐにばれることだ。
「ああ、そうだ。本物がほしい」
「即答はできないわね。弾薬もそうだけど、そこの薬と等価な取引かマリアに聞いてみないと」
「じゃあ、相応に価値のある薬があればもらえると思っていいんだな?」
「まあね」
「撃ち方を教えるのは誰だ?」
「私よ」
「サクラコちゃんは銃に詳しいんです。世界がこうなる前から趣味で射撃してたくらいですから」
それを聞いて彼はこの先の展望に期待が持てた。
今持っている薬で足りなくても怪我さえ治れば病院から持ってこられる。
大きな問題はない。
「銃が駄目だった時はどうするの?他にほしいものはある?」
「今は思いつかない。あとで……いや、待て」
彼は少し考えた。
ちらりと思いついたことを本当に言おうか迷った。
「どうしたの?ああ、私たちの誰と寝ようか迷ってる?」
「そうじゃない」
彼は決断した。
「テヅカも一緒に保護してくれるか?」
「あー、オサム……じゃなくてケンスケ君だっけ」
「そうだ。寝床だけ与えてやってくれ。食事や風呂はあいつが働いた分だけ。働かないなら与えなくていい」
「彼に借りがあるものね。いい心がけだわ」
「命を救ってくれたならもっと良い待遇をあげたらどうです?私だってあなたを保護してる時にそう頼みましたよ」
キョウコに痛いところを突かれて彼は顔をしかめる。
髪を洗えたり、食事の質を良くしてくれたのは彼女だ。
「わかった。あの時の俺と同じ位の食事を与えてやってくれ」
「OK。何日泊まらせるかは薬の価値次第ね。じゃあ、行きましょうか」。キョウコ、あれ持ってきて」
「はーい」
キョウコは民家から一度出ると二本の長い棒と衣服を何枚か持ってきた。
二本の棒にその服を3枚通し、それが即席の担架だと彼は理解する。
サクラコが彼の所持品を調べた後でその上に乗せると民家の外に運び始めた。
「キョウコ、大丈夫?」
「うん、平気。アリーさんって意外と軽いですね」
それはそうだろうと彼は思う。
魔法で重量を下げているのだから。
民家の外には彼女たちが車と呼ぶ乗り物があった。
車体のあちこちにヒビや凹みが入っている。
後ろから彼を運び込み、二人は前側に乗ると乗り物が音を立てて動き始めた。
この時、二人がやっと兜を外した。
彼はこの乗り物のことを考えた。
(テヅカの話だとガソリンという燃料が必要らしいが、こいつらはどれだけ持っているんだ?たしか暖房の装置もその油を使ってるんだったな。燃料もかなり貴重な物資のはずだ。大量に手に入れたら取引に使えるか……)
「アリー、何かに掴まって!」
「は?」
彼が理由を問う前に亡者の呻き声が聞こえてきた。
自動車に大きな衝撃が加わり、何かを下敷きにして車体が揺れる。
「うあああああ、足が!」
「我慢してよ。あいつらが飛び出してくるのが悪いんだから」
「弾薬が惜しいのでなるべく撃ちたくないんです。わかってください」
彼はどうして車体にヒビや凹みが多いのかを理解した。
同時に、亡者を恐れずに突き進める有用性も。
やはり他の街へ行くにはこの乗り物が絶対に必要だ。
「いつつつ……。なあ、そういえば俺が収容されてる時にお前らを見かけなかったが、どこにいたんだ?外に出かけてるって聞いたが」
「ああ、私たち遊撃隊なの。二人で遠出して物資探したり、それを他のグループに取られないよう隠したりしてるわけ」
「本当は分け合うべきなんですけど、救いようのない連中もいますから。彼らには餓死してもらわないと」
銃を持っている時から察しはついていたが、餓死という言葉をさらりと言うあたりキョウコも優しい人間と考えないほうがよさそうだと彼は思った。
「遠出するときも自動車を使うのか?」
「まさか」
「よほど見返りがなければ使いませんよ。今回はまさにそうでしたけど」
「ケンスケ君に薬を持たせたのは英断ね。あれがなかったら胡散臭すぎて助けに行かなかったと思うわ。ねえ?」
「うん。特にマリアちゃんは絶対助けに行こうって言い出したから」
「そうそう。すごい剣幕だったわね。最終的にリーダーが折れてくれたけど」
彼もそう思ってテヅカに薬を持たせた。
作戦は上手くいったらしい。
「そういえばテヅカは今どうしてるんだ?」
「とって食べたりしないわよ」
「武装を解除して倉庫に待機してもらっています」
「待機、か」
監禁であろうが彼女たちが待機といったら待機なのだろう。
「あっ、彼には何もしてないんだけど、嘘をついてないか調べるためにリーダーとコマリが尋問したからちょっと怯えてたわね」
「あー、そうだね。ちょっと怯えてたかも」
「ちょっと、か」
彼はその光景を想像できた。
おそらくあいつが知っている情報を全て吐き出させ、嘘や出まかせがあった時はどうなるかを強く言い聞かせたのだろう。アイのあのにたにた笑いが出ていたかと思うと背筋が寒くなった。
「でも、サキがたっぷり慰めていたから帳消しどころかプラスだと思うわ」
「あー、そうだね。ケンスケさん、すごく喜んでたから」
彼はその光景も想像できた。
サキが快楽殺人者だと知らないうちは幸せだろう。
自動車は徒歩よりはるかに早く学校に着いた。
裏門を誰かが開け、サクラコが素早く入るとすぐに門が閉まった。
車の後ろを開けて飛び込んできたのはマリアだった。
「薬はどこですか!?」
それが彼女の第一声だった。
彼が背嚢を渡すと彼女は必死に中身を調べ始めた。
怪我人など眼中にないかのようにぶつぶつと何かをつぶやいている。
「えーと、サクラコ、そいつを中に運んでくれる?」
アイがマリアを困ったような目で見ながら指示を出す。
「キョウコには重たいだろうからいいよ。サキ、あんた担架運ぶの手伝って」
「はーい。1日ぶりね。また怪我しちゃったの?」
サキは妖しい目で彼を見た。
「ああ」
「足と腰の骨が折れてるかもって」
「まあ、それは一大事ね!」
サクラコに言われ、サキは本当に心配そうな顔をした。
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