第13話 決意

我ながらなかなか恥ずかしい手紙を書いたものだ。


お陰で今夜はなかなか眠れない。


手紙は自分のポストに入れておいた。


それが一番彼女へと届く気がした。


それに


たとえ手紙の位置が動いてなくても、私の誓いは必ず届く。


そんな気がする。


自分で自分に納得した私はようやく眠りにつけた。







次の日


ポストの手紙は消えていて、代わりに一つ、薄黄色の封筒が置いてあった。


読んだ私は全てを悟った。


そして今やらなければいけないことが2つできた。


いや、正しく合っているかはわからない。


それでもちゃんと自分で考えた答えを示そう。


レンのところへ行こう。


羚庵堂の教師としての、最後の答え合わせの時間だ。






















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