水宮の姫君
04
もしも、これが私の運命だったなら、受け入れたいと思う。
この運命が、貴方につながっていたのだから。
貴方は確かに、私を助けてくれた。
けれど、救ってくれたのは、貴方ではなかった。
だから私は。
いいえ、わらわは。
貴方と同じ匂いのあの人について行くと決めたのじゃ。
一時でも、貴方にそうされるなら、本望だと思ったのに――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます