辺境の後継者たち

作者 草詩

71

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★★ Very Good!!

SF、とくにスペースものというジャンルはほとんど読んだ事のない私ですが、描写が適度に丁寧でわかりやすく、また雰囲気のある文章で冒頭からすっと引きこまれました。

ストーリーが進行するにつれて出てくる様々な謎、とくに拾いものの少女の正体や、主人公自身の過去……。いろんな謎に興味を引かれるうちにどんどん読み進められます。SFらしいアクション部分の緊張感も見所のひとつ。そして後半になるにつれてキャラクター同士の息があってきて、繰り広げられる軽妙なやり取りがまた楽しいです。

本格的なSFらしさと読みやすさを併せ持つ作品ですので、SF好きの方から初心者の方まで、広く楽しめると思います。お試し下さい。

★★★ Excellent!!!

主人公の変態さん、じゃなくてアーゲンは不運にも厄介ごとに巻き込まれて、やっと逃げ出したと思ったらまた巻き込まれて、ふぅと一息お酒でも楽しもうものならまた巻き込まれて(笑
ヒロインのミシェルは読んでいるだけで可愛さがにじみ溢れてくる愛嬌を持っています(ココ重要

ミシェルは子供?ですのでミシェルだけだと読んでる我々も変態さんになってしまいますから、ちゃんとナイスバディ(筋肉?)のお姉さんも。おっと、口が悪いと殴られるかもしれませんので注意してくださいね。

SFっていうのはこういうのを言うんだよ! と振り返らせてくれる物語だと思います。そして作者様の読んでいるだけでスリル溢れるアクションが浮かんでくるような描写が良いスパイスになっています。

私の感想ですが流し読みすると後悔するのでちゃんと読むこのをオススメ致します。
それでは、良い?宇宙の旅を^^

★★★ Excellent!!!

とある辺境の惑星で、救援要請を受けたアーゲンは、ニーナと共にミシェルという少女を保護するという展開から始まる。

ライトで軽快な登場人物が光る中で、描かれる世界はとても詳細に描かれており、実際に目にしていないにも関わらずその光景は鮮烈に脳裏に浮かんでくるようです。

まだまだ先のある物語です。

インスタントソルジャーという、軍事事特化のニーナの詳細とは。

アーゲンの過去とは。

そして、ミシェルの正体とは。

多くの謎を孕みつつの緊迫した物語。それでいてライトな交流の心地は見ていて安心感を抱ける。

本格とライトな融合による物語を、ぜひ体感して頂きたいです。

★★★ Excellent!!!

 運び屋アーゲンは、辺境の惑星で救難信号をキャッチし、結果として宙賊と軍人ニーナとの戦闘に巻き込まれてしまう。そしてその過程で拾った少女ミシェル。彼女はいったい何者なのか?

 いかにもライトノベル的なキャラクター配置に、SF的舞台設定。顕密の組み上げられたプロットと独特のアイディア。

 巻き込まれてしまったアーゲンの思惑とはかけ離れて進行するストーリー。冒頭で巻き込まれて以降、そのままずっと巻き込まれ続けて踏んだり蹴ったりな運び屋アーゲンに、果たして休息の時はくるのか?

 まあ、ヒロイン二人が可愛いからいいか。

★★★ Excellent!!!

物語の骨格がしっかりとした、とてもSFらしいSFです。
主人公アーゲンは運び屋だ。仕事で来ていた惑星の衛星軌道でのんびり景色を楽しんでいた時に、救難信号をキャッチする。
ただの救助活動のはずが、いきなり巻き込まれる戦闘。ブリッツに乗る美女との出会い。相棒のナビを失い、謎の美少女を助け、厄介な事情に否応なく巻き込まれてしまう。
アーゲンの運命やいかに。