すごい、伏線も言われてみればあああ、って感じだし、さっきまでの戦の猛々しいシーンに対してのこのシーンの胸が締め付けられるような静かな素敵さよ…
オレンジの灯の揺らめく部屋がまざまざとイメージされました。
壮大な歴史映画か大河ドラマのようです。
すごい。
作者からの返信
このシーンは本当に、どうしても書きたかったんです。
私自身の本音を多分に詰め込んでいます。
もともと私は「ティーンエイジャーを描く繊細な青春小説」の人だと言われていて、でも歴史小説も書きたくて。
「どっちなの? どっちもはできないでしょ」と小説の先輩からは言われてばかりで、特に歴史小説の伝統からすればティーンエイジャー要素は「まぜるな危険」の扱いですし。
今回は本当に好き放題にやっています。
史実の趙萬年氏は草葉の陰で泣いてるかキレてるかでしょう。ウケてくれていたら嬉しいですが。
まいったなぁ……「ボコイ」パターンだ。
あっちは、ほかならぬ氷月さんが〝コトコ〟って名前をバラしちまってますが(笑)。
そういえばいくつも伏線があって、それにはいつも引っかかるものを感じてました。同じ手を考える者だからか、やっぱりそういう叙述には敏感なんでしょうかね。
私は「ボコイ」では最初から女の子のつもりで書いていたので、あの孤島のシーンで読者がどう反応するのか、それまでの叙述、そして語り手でもあるあのキャラの視線の受け止め方に変化があるのかどうか、作者としてはさっぱり見当がつきませんでした。
私はかろうじて少年漱石の反応に反映させたくらいですが、氷月さんはどう持っていくのかな? 新たな興味の対象ができました。
作者からの返信
1回やってみたかったんです!
という非常に単純な動機でした。
>名前をバラしちまってますが(笑)
わああ、すみません!(汗)
少年漱石のリアクションはかわいかったですね。
2人セットで出てくるシーンは、特に何があるわけではなくとも、にまにましながら見守っていました。
身も蓋もない言い方をすると、逆ハーレムです。
「イケメン・好漢だらけの襄陽で誰が彼女を射止めるのか?」の展開を期待する声をいただきました。
が、私がそっち路線を書けるわけがないのです……。
やーん♥
何か官能的です!
性器の表現も芸術的!
作者からの返信
直接的なことは何も書いてないんですけれども。
直前までと雰囲気を一変させたのが効いたかもしれませんね。