いよいよ、戦闘開始ですね。
じつは、つぎにぼくが書く予定の長編と、そのつぎに書く予定の長編で、籠城戦がてできます。勉強させてもらいにきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
やっと本格的な戦闘開始となりました。
前振りが長いのは、原作者がそんなふうに記録しているからです。
趙萬年が本作の原作者です。
13世紀初頭に起こった3ヶ月間の籠城において趙萬年が書いた日記『襄陽守城録』を、約800年後に私が大学の書庫から引っ張り出して現代日本語に翻訳してさらにノベライズしました。
籠城の資料としては、『【漢文超訳】襄陽守城録―最前線に着任したら敵軍にガチ包囲されたんだが―』第三十話がいちばんまとまっています。
趙萬年が籠城・防城の要点を箇条書きで挙げてくれた項目です。
雲江さんの次回作・次々回作のお役に立てるかもしれません。立てたら嬉しいです。
超訳版は資料の集大成的なものなので(小説ではないので)、ぜひ「活用する/利用する」という感覚でご覧になってください。
三十.もし籠城することになったら参考にしてください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884171637/episodes/1177354054885215987
漢字だらけ、且つ、ドン引きレベルで長ったらしいコメントになってしまい、どうもすみません……。
冷酷なる強者となるまでに、吾也は吾也で、多くのものを犠牲にしてきたのでしょうね。
そういう時代だった殻とはいえ、やはり過酷で、残酷だったのだな、と思いました。
作者からの返信
吾也にせよ撒速にせよ、物凄いおっさんで、残っている資料にもそんなふうに載っているわけですけど。
「私、本当にこの人たちを書けるのか?」という不安でいっぱいの金軍サイド執筆でした。
吾也が碇ゲンドウにならんように気を付けてました(笑)
何かすぐ「逃げちゃダメだ×3」みたいなノリになりかけて、そのたびに修正かけてました。