はたして杏子さんは変な人か奇特な人か?おそらくその両方が正解だと思いますが、彼女がそんな人で無かったら、二人がこんな風に話をすることも無かったかもしれませんね。他愛のない話をする二人も、くるくると表情が変わるアネさんも、読んでいてホッとしました。
一々取り合わずに聞き流した方が気持ちが軽くなりますし、多分そうするのが正解なのかなとは思いますけど、それができるかと言ったらまた話は違ってきますよね。だけどそれが悪い事かと言われると、それもまた違うと思います。聞き流せる子もいれば、全部正面から受け止める子もいる。アネさん自身も、決してそんな自分を否定しないでほしいです。
作者からの返信
無月兄さま!
コメントありがとうございます! 両方……いや、やっぱり変人だと私も思います(キリッ でも、好きなキャラクターです(そもそも変なキャラしかいない)。二人の肩の力を抜かせるために、あと私の心がそろそろ折れるので、楽しく会話をしてもらいたかった……。
一応念のためにいいます。この作品は ギ ャ グ コ メ です!!!
一々取り合うなよ、という人は、半分はそう言う風に他人に言われたからだと思うんです。で、多少他人の不理解に傷ついて、でも周りがそう言ってんだから傷ついた自分のほうがおかしいんだと納得させてしまうんじゃないかなあと。もちろん、そうじゃない人もいると思いますが。
聞き流せ、は、ある意味真実ではあると思います。
でも、それだけでいいとも思えない私は断然アネさんタイプなのです(笑)
編集済
ショタくんとアネさんの他愛の無い話が、今は凄く救いになりました。普段は気づきにくいですけど、こんな風にどうでも良いことを話せるのって、心に余裕が無いとできないのですよね。
二人が気負うことなく話せたのは、杏子さんが二人に親身になって向き合ってくれたからでしょうね。
まだまだ問題は解決したわけではありません。アネさんが気にしなくて良いことを気にしてしまうのは、もって生まれた性格なので、仕方がないかもしれませんね。
けど、そんな風に気にしてしまうところも含めての、アネさんなのでしょう。
強い所も弱い所も、全部受け止めてあげてほしいです。
作者からの返信
無月弟さま!
コメントありがとうございます! 少し二人の肩の力を抜かせたくて、会話させました。
まだまだ問題は山積み……というか、ようやく問題が明らかにされつつあります。
一体どうしてこうなったのか? 私見ではありますが、私の体験談を元に書いています(あ、脚色は六割以上です☆)。ええ、私怨たんまりな視点かもですが……一応、他の人に取材はしてみました。一応。
次回とその次の話で結論付けてみますが、こんなこともあるんだよー程度でお願いします。でも多分よくある話だと思うんです。
……難しいですよね……。
正解はないんですよ。
アネさんもショタくんも、やり方は間違ってないし、思うことも間違いではないし……。
要は、周囲の大人の問題でもあるし。
そうなったら、「理解ある大人」に出会えるのって、実はものすごい確立だったりするし……。
アネさんには、「安心できる家庭」があって、本当に良かったな、と思います。
作者からの返信
武州青嵐さま!
コメントありがとうございます!
この世界の問題に正解はないです。正解があるのは数学の問題ぐらいです(キッパリ
アネさんの家庭環境は、ものすごく意味を込めて書いています。「母親が専業主婦で絶対的子どもの味方」という設定は、一部からは抗議と指摘がされそうだなと思うのですが、杏子さんは自分を犠牲にして子どもを大切にしているわけじゃない、というのを書きたいです。寧ろこの人楽しんでますこの状況に。「あらやだ今から学校殴り込み? 血が滾るわ~☆」です。
というわけで、次回、二宮夫妻劇場が始まります。多分。