159 最近で言えば幼女戦記がそれにあたる……?(後編)

萌神「以前言ったように、男の服に女が袖を通す、これだけでギャップが既に生まれる! ましてそれがガチガチの硬派な衣服、軍服ならば尚更!」


萌兄「その姿凛々しきかな、麗しきかな、雄々しきかな。そう称えたくなる姿と恋に落ちたときのギャップときたら。思わず唸るだろうね、君の胸がキュンっ、と!」


ロボ娘「革命で倒される。つまり女王は悪だったのですね?」


雄常「あー、そこら辺は色々あってな、一概にそうとは言えないんだよ」


萌神「他にも『星界の戦記』のラフィールとか、『宇宙の戦士バルディオス』のアフロディアとかの女軍人がいてな……」


ロボ娘「何故です? 革命とは多くの市民によって引き起こされるもの。つまり暴君が存在していなければ行われないもののはずです。つまりマリーアントワネットは圧政をしいていた、つまり悪では?」


雄常「間違いとは言わないけどな。まあ、マリーアントワネットも人間、それも未熟な人だった、てな話なんだよ。一人の色んなことに胸をときめかせる少女ではあっても王ではなかった、ということさ」


萌兄「その人達も普段はお堅いんだけど、惚れた人の前では、どうにも人間的な側面を見せてくる。そのギャップを醸し出すために軍服とはとてもいい味を出していて……」


ロボ娘「? 申し訳ありません、よく分かりませんロボ」


雄常「んー……直接読んだ方が早いかもな、ちょい待ってくれ。姉ちゃんが昔くれてどっかの段ボールの中にあったはず……」(雄常、探索中)


ロボ娘「お手伝いしますロボ」(ロボ娘、探索中)


萌兄「うん、幼女。ボク達完全蚊帳の外にいるね」


萌神「何故だぁ! こんな可愛い女の子が軍服を着て何故反応しないんだぁ!」


雄常「あーうんうん、可愛いとは思っているからな。よく似合っているからな。ところでお前らもベルサイユのばら見るか、面白いぞ」


萌神「うん見る! 私ベルサイユのばら大好き!」

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